フレット「丸エッジ」のはなし | EXG

EXG(EXTREME GUITAR FORCEの略称)の、フレットエッジは、手作業で丹念に丸めて仕上げています。

通称「丸エッジ」

メーカーによっては、斜めにスパッと切った様な仕上げを行なっている物を目にすることもありますが、削ぎすぎると、弦落ちの原因の一つになる場合がある様です。

EXGは手に優しい握り心地。
フレットの両端は丸みを持たせて、手触りで確認しながら、握った瞬間と、素早いポジション移動時にも手が痛くない、「優しい」手触りに仕上げています。


(見るからに手にやさしそうでしょ。)

「指板エッジ」も同様です。「握り心地全体が優しい感触」になる様に、フレット同様、他作業で丹念に、程よい角取りをしています。

これをやるだけでも、コードワーク、ポジション移動、パッと握った時のやりやすさに違いがでます。

この、フレットエッジと、指板エッジの作業は、意外と慎重な作業で、両方共、やり過ぎすると、前述した弦落ちや、フレット飛び出し、湿度変化で生じるバリによって、一歩間違うと、「痛い、危ない」握り心地になってしまいます。
EXGは、そうならない様に、ネックを作る前段階から上質なネック材を選び、乾燥から加工の段階までしっかり寝かせる(慣らした)ところから始まります。

この、「丸エッジ」

海外のカスタムギターブランドでは、「Hand Rolled Edges」と言うらしい..
ふーむ。

30cmのペダルボード制作 | テクニカルサービス

うちでは「システム機器のテクニカルサービス」として、

・FRACTAL AUDIO SYSTEMSの組み込みセットアップもしますし、

・大型のペダルボード、

さらには、、もう、Midiが絡むとサポートできるお店も数える程かもしれない、
・ラックシステム..

..まで、

お客さんのご要望に合わせたコンサルティングサービスを行なっています。

何も大きな、そして高価な物に限らずで、

実は、もっと小回りの効くこともお受けしています。

最近ご依頼くださったお客様の例ですと、

「中途半端なペダルマルチではなく、エフェクトはそんなに併用はしないが、エフェクトの種類は適度に変更したい!」

そんなご相談から、構築を始めたのがこちらのシステムボード。

30cmくらいの小さいボードですが、サウンド面や拡張面(エフェクト変更)においても自在に近づく内容を考えました。

機材を揃えて、作業に入ります。

機材も音質や、利便性、そして、電源周りは特に気を使ったチョイスを行います。(その辺のお話はまた後日..)

ここで、
同業者様からたまに「何で新聞紙敷くの?」って、聞かれます。

気分です(笑)。特に深い意味はありません。何となく、作業台の上に敷いておくと、落ち着くのです。。それだけです。やってみてください(笑)。なんとなく、やる気に違いが出るかもしれません。

さて、こちらのボードはこの「部材」で機材を固定するユニークなボード。

引き続き作業を進めます。