システム制作記「AXE-FXIII システム」事例集より | テクニカルサービス

ギターショップEXCELでは、FRACTAL AUDIO SYSTEMSをお買い求めくださったお客様へ、「セットアップ、システム制作」までの一式コース、

つまり、

買って繋いでそのまま使える状態にして販売中!

今回は好評販売中「FXIII システム一式コース」事例集からのご紹介。
長いお付き合いをくださっている遠方のお客様です。(通販であっても「濃い」対応をいたしております。)

これまでに、XL+や、フロアタイプFX8MKIIなど、FRACTAL製品を複数お使い分けくださっている「よい物が好き」なお客様ですが、「III」が発売したと同時にご注文と、システム制作一式までご依頼くださいました。(ありがとうございます!)

今回は、本体のセットアップと、ペダルボードの制作を行い、納品いたしました。

コントローラーは現在MIDIで行う必要があるため、CAJ MIDI PRG Stationを軸にコーディネート、制作。


↑仮並べ、レイアウトを考え中..。

足元のチューナーと、EXPペダルを置くと見た目にはピッタリ収まりそうですが、こちらの「ペダルボード(エフェクターボード)」については、将来的なグレードアップ化計画のために「再利用」に備え..予め、あえてこちらの大きめのサイズをチョイス。

お客様と足元の操作方法を打ち合わせの際に、
AXE-FXIIIのPC(プログラムチェンジ)が「高速化」したため、全てMIDI-PCで動かすことにして、
お客様からのリクエスト「フェイザー【PHR】のOn/Offはしたいなー」にお応えするために、ダイレクトSWを1機搭載。
広さ的には余裕の空間があるボードでしたが、ダイレクトSWを搭載することで、より「やる気を感じる」ルックスになりました。


(お客様にとってはこれらの機材を使うことが「毎日の楽しみ」「遊びの時間」になるワケですから、私は機材の見た目も大変重視します。)

ボードが完成!しかし、ただ繋いだこのままでは「AXE-FXIII」「PRG Station」どちらもちゃんと動きません。
ここから、MIDIの設定、EXPの設定、ダイレクトSWの設定などを行い、Mapも組み、動作を検証します。

無事に動作テストOKを確認し、

本体プリセットのエディット中..。


お客様から「こんな感じに!」と、各種リクエストをいただいてましたので、おおよそのサウンドサンプルを基に、AXE-FXIII内部に音作りを書き込んでいきます…。

こう言うのって、ちょっと前までのラックシステム時代は、ケーブル作って配線して、プリアンプとMixerに4×4にって..そこから2〜3台のエフェクターをそれぞれプリセットして、MIDI CHを設定して、、バラバラに動くか?って、やってましたが、今はMac PCで音作りできる時代。10年前は想像もしてませんでした。


バーン!と「完成!」
そして、音を出す。うーん。いい音だ。

今回は、「ライン」での使用を指定いただいてましたので、パーソナルPAで鳴らし、テストを行いました。

FXIIIになってから、もうこれ(ラインで)で十分ですね。そりゃ、音圧や音量で言ったらギター用パワーアンプとSPで鳴らす方が気持ちいいですけど、、ご自宅使用だったら、パワードモニターでLineで使えば十分。FXIIIのアンプブロックはもちろんですけど、CABエミュレーションが飛躍的に進化している分、こう言ったパーソナルPAで鳴らすだけでも、かなり「ギターアンプに近い」サウンドクオリティが目の前に現れます。


↓「お客様からのご感想を頂戴しました!」↓

 

第一印象、FXIIIは、今まで使っていたXL+(FXII)よりHi-Fiになったなと思いました。レスポンス、レンジも大分違いますし。音のリアリティの部分、音の臨場感はとても高くなって大満足です!

使いやすさの面では、本体も操作性がかなり向上しましたし、PC用のエディタはFXIIのものと操作性はほとんど変わらないのでそのままフィーリングで使えました。

そしてボード。足元の操作性もよいです!シンプルに作っていただいたので、プリセットの切り替えもしやすいですね。とても使いやすいです!

作ってもらったプリセットもいい音ですよ!!パワードモニターで鳴らしてますが、実際にギターアンプに近い音ですね、アンプで鳴らすのと遜色を感じません。

満足度100点!です!


ありがとうございます!

当店は大きなお店ではできない細やかなサービスができることが特徴。お客様一人、一人に寄り添った対応をいたします。
詳しくなくても大丈夫。
手取り足取りで行きます(笑)。

→詳しくはネットショップの「AXE-FXIII」ページをご覧ください(クリック!)

AMPERO「テスト開始!」

アンペロ。
親しみやすいネーミングである。

数年前..FRACTALの登場を機に..
(その前からもこの手の機種はありましたが、)FRACTALのULTRA/Stdが発売された頃を機に、「アンプモデリング機器」の過熱化、そして、今までギターアンプを使っていたと言うごく当たり前の「ギターを鳴らす方法とその機材」が大きく変化している時代です。
これぞ革新の時代と言えますし、この大きく変化していく時代を体験できる私は最新鋭機器を見る日々にワクワクしております。

さて、HOTONE AUDIOから登場する新機種「AMPERO」は、小型ペダルマルチタイプの「アンプシュミレーター、エフェクト、CABエミュレーション」を搭載したシステム(同社RAVOとは別物です)。

当店では(発売前に、)一足早くテストを開始!!
輸入元オールアクセスインターナショナルさん協力のもと試用しております。


「F社 某機種の60%の演算能力」を持つとされるAMPEROは、このサイズに、本格派アンプシュミレーター、CABエミュレーション、エフェクト群など、定番メニューを搭載。EDIT次第ではゴージャスな音を作れる高いポテンシャルを持っていることがテスト段階から把握できております。

現在はソフトウェアを大幅に更新中とのことで、発売時期にはテスト機以上の…いや、「正式発売日には相当大幅な向上と熟成を経て登場する」とのこと。これは楽しみですねー!

入力インピーダンスは3段階を装備。
基本的にはEギター、ベースなど、繋ぐ楽器への対応を想定していますが、パッシブ、EMGのギターなど、演奏情報を忠実に入力するべく、「ワイドな入力レンジ」に設計。EMGユーザーの多い当店のお客様にも喜んでいただけるポイント。

・ヘッドフォンでも使えますし、

・アンプ入力や、Lineレベル(+4dB)に対応。アンプリターンやパワーアンプでも使用可。

・ドラムキットも搭載(音もよいです)。


このサイズですから、「ご自宅でちょこっと弾く用(でもいい音で..)」には最適の機器。

「FX3あるからいらねー」..じゃなくて!(笑)、
AMPEROは間違いなく使い分けできる物です。

スマホみたいなタッチスクリーンで、操作も簡単。FRACTALをバリバリ使っている方ならマニュアルいらないかも..そのくらい「楽」です。


(2019.1.22追記)

・発売日は「2月上旬」に決定しました。

・価格は、
【1】「通常市販版が45,000円(税別)」

【2】+EXCEL PRESET版が「50,000円(税別)」

【2】EXCEL PRESET版は・・
他の機種でも行っているテクニカルサービスで、当店が作ったオリジナルプリセットをインストールして販売します!

クリーン、クランチ、リードなど、何パターンかの音色をエディットを駆使して制作し、ユーザー様は「買ってパッと繋いで直ぐに使える」状態でお手にしていただけます。
詳細については発売時期にお知らせしますが、当店のお客様が喜んでいただけるサウンドのアレコレを搭載する予定です。