AXE III システム構築事例「フルセット編」 | テクニカルサービス

お客様の依頼内容

はじめはお客様からご相談のお電話をいただきました。

本体とコントラーラー、システムボードまで一式フルセット。自宅ではそこそこの音量しか出せないので、小さな音でも楽しめるパーソナルPAも一緒に、全部を繋いで音が出せるところまで作って使い方までサポートして欲しい。

はい!手取り足取りまでちゃんとやります。

完成の結論から言うと、今回のお客様は「本当の意味でのフルセット」で構築した初めての事例。何たって、Mac PCまで購入いただいた上で、今回はMac PC(Mac OS)の使い方までフルサポート。

お客様はその場面場面で、「これは自分じゃ出来なかったわ!」とメモを取りながら何度も仰ってました。

元々お客様からは、(予算云々よりも)「最高の環境を作って欲しい」とのご依頼でした。私の気合の入り方もいつも以上になります。

それでは内容を順番にご紹介。

システムボード

【VOL】ブロック用のEXPペダル(EV-1)
【Wah】ブロック用のEXPペダル(SOUCE AUDIO)の2台を装備。Wahペダルは踏み込み動作で自動ON/OFFがされます。

コントローラーはフラッグシップモデルの「FC-12」を搭載。「ココを押すとこーなって、長く押すとこうなります」までお客様のご要望に合わせてエディット。LEDもカラフルに光っております。

ボード(エフェクター ボード) はCAJに特注。両側ハンドルを余裕で握れるサイズでピッタリ採寸。見た目もスッキリ”美しく収まり”ました。流石特注サイズ。

どう鳴らすか?
ご自宅でそんなに大きな音では出せないが、ヘッドフォンばっかりは寂しい..。お客様もそこそこの音量でも楽しみたいとのことで、トータルでシステムコーディネート。

AdamAudioのパーソナルP.Aをステレオで使用するように構築。SPの口径に余裕があるため、歪み特に低域の鳴り方の座りが良いです。大きめな音量でも出せますし、ご自宅使用で(ご家族に怒られない)小さめな音量でもきちんとステレオの醍醐味と空間系エフェクトを加えた”臨場感”が楽しめます。

初期投資は掛かりますが、このようなシステム構築一式コースはお客様の大切な「時間」を買うことができます。当店では面倒な手間やストレスを感じることなく、この手の一見すると複雑なシステムでも分かりやすくお教えします。

AXE-FXIII お買い求めの際
本体を買ってとりあえず音は出ますが、
「AXE IIIをちょっとの工夫でこの旨さ」当店では内部エディットに始まり、プリセット構築、コントローラーまでのセットアップを行う「システム構築一式コース」が好評。

AXE III本体のみご注文の方へ。
オリジナルプリセット「EXCEL PRESET」をインストール。こちらをベーシックプリセットとして、ルーティングの概念や空間系エフェクトの「材料」としてご自身で「料理して応用」していただくことができます。

詳しくは「AXE III」特設ページをご覧ください。

AXE-FXIII『システム制作』MIDIを使った事例集 『コントローラーまで一式コース』

FRACTAL AUDIO SYSTEMS 専用のフットコントローラー「FC-6」「FC-12 (※1)」が発売になりましたが『MIDIコントローラー』による操作はもちろん可能。

MIDIで使ってもそれが劣るとかどっちが勝ってるとか..そう言う感じもありません。

(※1)FC-12は投稿時点で2019.8月発売予定。

先日、お客様からご依頼いただいた『システム一式・丸投げコース』の制作事例をご紹介します。

現状。MIDIコントローラーは「CAJ MIDI PRG Station 一択」と考えて良いでしょう。最低限の機能、操作性がよく、スイッチ間隔も適正で、Optスイッチなどの拡張性まで、「FRACTALで使うことを前提にデザイン」されています。何よりも「この価格帯(2万円台)でペダルキャリブレーション機能」があるものって..ありますかね。とにかく、トータルで考えればこの一択になると思います。

お客様には「時期的にFC-6の発売はお知らせした上での」”あえて”のCAJ PRG Stationの選択。主な理由は「可搬性とシンプルさ」です。総重量はとても軽くなりますし、MIDIマップでプログラムチェンジ(MIDI-PC)で切り替えるこの単純さが、AXE-FXIIIの操作性を複雑化させません。なお、AXE-FXIIIのPCはかなり早くなりました。このシステムではsceneは使いません。

制作を進めます。

・・ほぼ完成状態(途中の写真を撮り忘れました)。

1こちらのシステムでは「MIDI-PC」の操作と、
2外部チューナー(KORG派)は「左上に置いて」のご希望。
3post VOL, Wah用「2つのEXPペダル」を接続します。

EXTスイッチについてはお客様から、「(ダイレクトSWは)あっても多分使わないだろうなー」とのこと、導入はなしで、

EXPペダルについては、AXE-FXIIIのWahを試して導入を決定。FXIIIのWahを使わない手はない..パラメーターのエディットをちょちょいとすることで、気持ちよく掛かるワウペダルが使えます。ボードを大きくしたくないため、Wah用のEXPペダル(SOURCE AUDIO)はカスタムのIFを作り配置。

INPUTも同じくボード側面から立ち上がります。電源周りもボード底部に全て固定。見た目はかなりスッキリしました。

続いて「AXE-FXIII」に接続しセットアップ。MIDI設定、EXPの設定など、実際に使える状態にします。

前もって、お客様から「ココを押したらこーなって欲しいx5プリセット x3バンク」と大まかに要望をいただいてましたのでその通りに設定、エディットを進めます。

無事に動作を確認し「テスト完了」お客様へ納品しました。

シンプルでいいね!

とのご感想。いつもありがとうございます

 icon-check-square よくあるご質問「気になるお値段」
この様な『AXE-FXIIIシステム制作まで一式コース』気になるお値段については先日BLOG記事にまとめましたので以下をお読みください。