名盤紹介|GERARD (IRONY OF FATE)

昔大量に持っていたCDは今どこへ..多くは物置にしまってありますが、引越しを何度か繰り返すうちにどこかに行ってしまった物も多数。久々に聴きたいがCDもなくしてしまった。結構ありますね。

Apple Musicにも今までなかったのにいきなり加わっているアルバムをたまに見つけると嬉しいものです。今回もその1枚。最近Apple Musicに追加されていたようです。

GERARD (IRONY OF FATE)

日本のプログレッシブロックバンド。91年作品。CDを持っていた頃の記憶を辿ると、キーボードの永川敏郎さんをはじめ、ベースはフレットレスベース縦横無尽の永井さんで、ドラムは五十嵐公太さん(だったと思う)と言う超実力派揃い。

何よりもギターの藤村”茶々丸”幸宏さん(現Chachamaru)に注目です。茶々丸さんはデッドチャップリン時代からそのテクニックはもちろんですが、センス抜群の「リフ」が特徴。#2の軽快でリズミカル、そして時々入るピッキングハーモニク気味に入り込むリフ。悶絶です。

楽曲はキメモノから変拍子ありの、あらゆる世界観を取り入れた王道のプログレ。ベースの永井さんも凄すぎ..どうやって弾いているんだろう、想像できない。

メロディアスな楽曲とおり混ざるシンセのサウンド。どこか昭和のアニメソングと通じるものがある。そう言った面でも好きなアルバムの一枚です。聴いてみてください。

メモ ギターサウンド研究。茶々丸さんのギターサウンドに見る歯切れ良くキレ込むギターサウンド。広がりよいディストーション、低音もどっしりと。「SLO-100 +VHT2150」で創り出されています。

こちらをFRACTALのエディットネタとしても使わせていただきました。直近のEXCELプリセットに入ってます。結構近いサウンドが再現できていると思います。

名盤紹介|Angel Whisper

今日もAOR。爽やかに、軽快に仕事できる名盤。

Angel Whisper|杏里

LAの大御所が固めた1996年作品。

Freddie Washington(B)の軽快なベースラインから始まる#1。Alex Acuña(P)のパーカッションもサウンド全体に厚みを加える。軽やかに気持ちを高めながら聴き入って行き、

そのまま、

#2に入ると悶絶。#2はMike Landau(G)と、Neil Stubenhaus(B)が登場。つまり「半Karizma」メンバー。
マイク・ランドウ。近年はいぶし銀溢れるギタープレイ・サウンドへと変遷しましたが、90年代のマイクさんはやっぱり別の側面で大好きだ。時期的には既にCAEのラックシステムを使用している頃。

この曲ではラックサウンドの祖師と言えるクリーントーン、コンプレッションのかかったカッティング、自然に残響する空間系エフェクト。現代へと続くサウンド作りの基礎お手本・教科書のような作品。ソロがいいですね、鮮やかに歪みつつも上が軽く潰れていて、軽めなコーラスで煽る。今もこのサウンドは色褪せず現代においても私はFRACTAL上で作るお手本としています。
スチューベンハウスのベースも素晴らしい。ボーカルとメロディを導くフレーズの組み立て方。楽曲リズム的に引っ張られて前に行きそうなんだけど、行かない。この安定感。流石です。