調整の日。

梅雨明けてますよね。宣言はされてませんが、この猛暑続き、もう雨降らないでしょう。

梅雨の間、お預かりしていたギターの調整をしています。

ネックはその都度調整していただいて結構ですが、梅雨の多湿時期は逆反りしやすかったり、と言っても、このところの猛暑で反りは行ったり来たりしてしまいます。預かった時には、ちょっと逆反りぎみだったものも、数日ハンガーに掛けておくと、逆方向へ戻ったり、シビアな時期です。

日々、状況を見つつ、先週末あたりから雨続きもひと段落したところで、本格的に調整作業に入ります。

EXTREME-RX

今回はセットアップのご依頼でした。

ネックを調整し、使用弦に合わせてオクターブ調整、弦高の確認、各部部材の動作確認、清掃を行い、完了。

気にしましょう。

ここ数年(特にコロナ騒動以降)、ギターを調整でお預かりする件数がかなり減っています。弾いてないのかなー、それとも気にしてない?

お使いのギターは大丈夫ですか。

ネックは、反ったまま放置でクセがつくのが最も怖い。ギターを長くご愛用いただくためにも、定期的な点検をお勧めします。

変化したギター管理。

近年、気候の変化で、ギター管理も一昔前とは異なる考え方をしたほうがいいと思うようになりました。

湿度、温度変化に限らず、日本は以前より暑く乾いた風も吹くことが増え、空気も乾燥しやすくなっています。そのうえ、夏は猛暑。

10年前に比べると、店頭で加湿器、除湿機の稼働時間も変化があります。以前なら、季節によって、「ネック動くよね」と判断していたものも、近年は異なってきました。以前なら、順反りしても調整で済むものが、梅雨〜夏には戻る。また調整する。このように対処できていましたが、

気候が変わり、乾きやすくなった。

*写真のギターのことではありません。全般的にその傾向になったという主旨の話です。

お客様のギター・ピットイン作業。指板保湿中..

近年は乾いた時期が多いせいか、順反りするギターが多いように思います。その都度調整、メンテで手を打っていく分にはいいのですが、

「順反り放置」のままで、その期間が長いものだと、反った状態でクセがついてしまい、相応の処置が必要になってくるものもあります(逆反り放置も同じです)。

以前よりも短いスパンで点検、メンテをおすすめいたします。

普段から、弦をコマメに交換し、指板面の保湿、ギターを大切に使うことで、異常にも気づきやすくなります。