メンテ

ギターは元気ですか?

コロナを経て、行動様式が変わり、趣味の向き合い方も変わったのかなと感じることがあります。

ギターの調整。コンディション点検。「しばらくやってないなー」の方も多いと思います。あまり気がつきにくいこともあったりしますし、消耗部品、その他にグレードアップパーツの導入などもいいかもしれません。

写真は最近お預かりした物。同仕様で作った本数も多めの人気スペック。現在ローストメープルは無しのため、今となっては希少モデル。

ネック調整、ゲージ変更&ナット調整などを行って、お戻しいたしました。

余談「今日の一枚・番外編」

 

作業中聴いていた1枚。

IQ | Ever

詳しくは分からないですが、ヨーロッパのプログレバンド。

ドリームシアターとRUSHが好きなんだろうなー、と言う楽曲が続きますが、それらよりもうちょっとライトで、聞きやすい。話のタネに聞いてみてください。

 

ネックは動いたら調整。

ネック調整。

以前は季節ごとや、湿度変化に応じて都度調整で対応できましたが、ここ数年による気候変動で、ギターにやさしい長野県においても、ネックコンディションが「読みにくく」なって来ています。

長野県に限らず昨今、日本全国的に春先は乾いた強い風が多くなり、冬の乾燥から春に向かった3〜4月も更に空気が乾く。ネックコンディションも変わります。

当店は湿度環境はよいと自負がありますが、ギターをケースから取り出し、1〜2時間でネックが動く、そのようなことも年々増えています。

調整方法はギターによって様々。

「ネックが動いたら」その都度調整しましょう。

詳しくは割愛しますが、放置が一番良くない。クセがつきやすくなります。

「反ってるかわからない」

よく言われます。簡単です。順反りすると弾きにくくなり、逆反りは音が詰まる・特定ポジションで出なくなるなど、悪い変化を感じた時です。
当然ながら、これらの感覚的症状以外でも、点検すれば調整が必要か否かは判断できますので、ギターを長く愛用するためにも頼れるショップ、リペアーマンにご相談してみることをお勧めします。