検証:パワードモニターを→本格的ギターアンプ化する方法【初歩編】 | 動画有り。

「昔。ギターアンプってあったね」と言う時代も近い。今まさにアンプモデラーの進化は続き、製品はピンキリながら価格帯も様々。

そんな中、同時に生活環境の変化もあります。「大きい音が出せない」「置く場所がない」とか、「むしろ、小さい音で可能な限り良い音で」と言うニーズも増えつつあります。時代の変化、そしてデジタル化、楽器店も切り替えて行かなければなりません。

気持ち良い音。私も50W,100Wのヘッドを4発入りキャビで鳴らすことが最高に気持ち良いのは知っています。その時代に育って来ましたし、今もそう思います。

その気持ち良い音の蓄積や知識を大切にしつつ、
ここからは、これからの時代に合わせた「ギターを鳴らす方法の変化と新しい方法」についてお話しします。

(AXE-FXなどのアンプモデラーは今日のところは置いておいて..)

・小型。
・なおかつ今持っているペダルエフェクターを使うこともできる。
・ツマミで直感的操作するだけで簡単。

しかも「気持ち良い音」で。これを実現する方法をお話しします。

但し、付随する機材を揃える必要があります。

1 パワードモニター。

口径は6〜7インチ以上を推奨。出力の問題ではなく、これ以下のサイズ/口径は再生能力的にちょっと厳しいです。詳しくはご相談ください。

2 strymon/IRIDIUM

この機器からは「アンプとスピーカーの音」が出ます。
最初に一番誤解されているのは「(昔で言う)Palmerみたいなヤツでしょ?」です。そうではありません。IRと名が付くと「CABエミュレーションのみの機材でレコーディング機器?俺には関係ねー!」って考える方が結構いらっしゃるのですが、それは誤解です。IRIDIUMは、Fender/VOX/Marshallの3種類のAMPを搭載。AMP INPUTにギターを入力することと同じことができます。更に、IR CAB..と書くとまた難しくなるので割愛しますが、要はCABエミュレーションをアンプごとにx3種類(計9種類)搭載。

(念の為)SPを直接繋ぐことはできませんので..

IRIDIUMをパワードモニターに繋ぐだけで「ギターアンプ化」すると言うワケです。

(IRIDIUMの能力、IRデーターの密度、高解像度については長くなるので割愛いたします。ご興味あったら輸入元ホームページをお読みください。)

3 歪みペダル。空間系エフェクト。

お持ちの物がそのまま使えます。歪み(コンプ,一部モジュレーション系含む)はIRIDIUMの前段に、DLY/REVなど空間系は後段に接続します。
普段、AMP INPUTに接続しているペダルボードでしたら試しにIRIDIUMの前段にそのまま繋いでください。IRIDIUMをクリーンセッティングにしておけば、普段アンプで使っている感覚と同じに使える筈です。

1+2+3=動画で解説

ギタリストの林さんにご協力をいただき、パワードモニターを使ってどのようにギターアンプ化するのかを検証しました。「モニターにギターを直接入力だけではダメなのか?」についてもお伝えしています。

できるだけ難しい用語などは使わず、機能面の深い部分にもあえて触れていません。

当店ではシステム一式のコーディネートのご相談を承っております。特に「機材のことはよく分かんないけど、やってみたい!」好奇心旺盛なお客様には手取り足取り丁寧に対応いたします。

ユーザーレビュー | EXTREME GUITAR FORCE(Guitar)

EXTREME GUITAR FORCE
(Guitar)ユーザーレビュー

EXG gallery 9-1掲載中の「EXG-HYPER Custom」をお買い上げくださったお客様よりレビューが届きました!

以下、お客様より。

増崎愛。往年のファンとしては、御大を語る時に絶対に外せないギターブランドが「AIRCRAFT」です。SuhrでもSadowskyでもなく「エアクラフト」なんです。私、30年近くファンをやっており、御大放出のギターやアンプ、エフェクターを購入したこともありますが、過去AIRCRAFT/AC-7Eは現物を見たことも弾いたこともありません。市場に出回った数は極少量だったのでは?と推察します。無いなら作ろう・・・そう、答えは簡単でした。そこに増崎愛があったのです。

AIRCRAFTへの敬意。「EXTREME GUITAR FORCEが持つ技術と人脈の全てを注ぎ込んで、AIRCRAFT/増崎孝司さんモデルAC-7を作ってください。」 私が言ったのはそれだけ。
幸いにも店主は私が比較にならない程の造詣の持ち主だったのです。


あとは寝て待っただけ。
嘘です(笑)。

幾度となく打合せを重ね、その熱意が通じたのか「奇跡のブックマッチ」と言える、現在では入手困難、否、不可能といっても過言ではないヨーロピアンメイプルを偶然にもセレクトできたのは、増崎愛があったからこそだと思います。私自身のエアクラフトに対する評価が低ければ今回のオーダーはありませんでした。エアクラフトへ最大の敬意を表しつつ、より現代的なトーンへブラッシュアップ(細かなところはスペック表参照)をお願いし、

あとは寝て待っただけ。嘘です(笑)。

進捗状況確認、ロゴ位置決め(斜めに表示してあるのは敬意の表れです)、着色と彩度の確認などの作業を経てようやく寝て待つことができました。

超絶モダントーン。寝て待つこと数ヶ月、納品の運びとなりました。 剛性の強いネック(適度な湿気が感じられます)、十分なシーズニングを経過したヨーロピアンメイプルトップ、良質なバスウッドバックのボディから放たれる芳醇なサウンドにヴィンテージ臭は一切なく、ひとことで言うなら超絶モダントーン。「バリンっ!」と鳴るきるハイミッドは音の線が太く、画像とスペック表からもご推察のとおり、枯れ感なんてものは存在しません。

カスタムギターここに極まれり。いつものペタペタな弦高。吸い込まれるような弾きやすさ。過去6本のEXGを所有してきましたが、7本目にして最高傑作だと思います。

分離がよいコードトーン、真っ直ぐ出てくるリードトーンは、フロイドローズ独特の瞬発力とステンレスフレットによる濁りのない響きの相乗効果を、内臓されたオリジナルバッファーが強力に押し出しているのだと感じました。

現状、これ以上のものは存在しないと言い切れるほどの完成度。カスタムギターここに極まれり。

以上です。ありがとうございます!

(EXG)EXTREME GUITAR FORCE-WEBはこちら。