VENTRIS +EXCEL PRESET ver.2.0発売中。

本体に「Dual Reverb」と書いてあるので、リバーブ単体(x2)として捉えるのは正しい。..しかしながら、別途「ディレイユニット」を用意しているならともかく、VENTRISは「ディレイ/リバーブ(以下 DLY REV)」として使っている方が大半。同社(SOURCE AUDIO)からもDLY+REV一体型モデルはリリースされていますが、豊富なパラメータ、内部ルーティングの面では上位モデルとして位置しているのがこちらの「VENTRIS」。

昔々..
PCM-xx、MPXxxとか、リバーブ機として名高いエフェクターが存在しました(どちらかと言えばディレイとして重宝していましたが)、個人的にはSRV-2000やH3000もリバーブ単体として名品だったと思います。
時は流れ..
現代のテクノロジーで作るエフェクター。高速DSP、ADC/DACの進化も合わせ、上述した往年のレガシーと呼ばされる名品を超える解像度、音の広がり、処理能力を「この小型サイズ」に収める時代。音を聞けば納得できます。

2つのDSPを搭載するVENTRISは、リバーブ+リバーブと言う概念もアリなのですが、よほどの幻想的サウンドを求めてない限り出番がないかも..。一般的にギタープレーヤーは、ギターとアンプに繋いでゴージャスなリバーブが出ればよいワケで。

しかしながら、パラメーターも豊富で、エディット項目も多数あるため、ファクトリープリセットで試す分には「こう音も出せます」と言うカタログ要素が強い。

そこで、当店ではオリジナルプリセットをエディット、インストール版を発売中。

・普通に使える普通のリバーブ。
・普通に使える普通のリバーブ+ディレイ。

4種類を搭載。

専用のエディティング・アプリ(写真)を駆使して、エディットを進めて行くと、「ここはあえてゼロでいいのに」とか「ここは使わないよね」と言う部分も実際あるワケです。


(↑エディティング・アプリ)

クリーントーン、歪みペダルとの併用においても音をゴージャスに高めます。最近では、リバーブもディレイも「浅め(控えめ)にかけるのが主流」。それに倣ってエディットしています。この「少し」の効果が音の広がり、厚みを高める。ペラいかかりの空間系エフェクトでは味わえない高品位サウンド。

ペダルエフェクトと併用したサンプル動画。

EXCEL PRESET ver.2.0(従来品とは内容は異なります)概要、ご注文はネットショップをお読みください。

 

 

制作した「システムボード」を田村さんがチェック! | テクニカルサービス

当店では、お客様一人一人に合わせた「独自のサービス」で展開中!
お買い上げ前も、後も、お客様へコマメにサポートしております♪

今回、お客様より「システムボード一式の制作」をご依頼いただきました。

当店には遠方の方のご依頼も多いので、

何度かお電話で、

・あれをしたい。

・ここをこうしたい。
・こんな音で、大きさはこのくらい。

と、こんな風に、最初は大雑把な話から大体の具体案にまとめて行き、形にして行きます。

もちろんお客様のご予算にも合わせてお話を進めますが、時には予算オーバーになる場合でも私からは「ここはこうした方がいいですよ!」とご提案することもあります。

(逆に、「それはわざわざ買わなくても大丈夫ですよ!」もあります。)

さて、
今回ご依頼のボードには、なんと!「発売中のMaxon→EXGチューンナップ・ペダル全4機種」を搭載(祝!)

具体的に「どんなシステムか?」については、また次回に..

今日は、完成時のテストに「Maxon→EXGチューンナップエフェクター」の「エンジニア田村進さん」に動作テストに立ち会っていただきました!

田村さんより..

「よくこの大きさにうまくまとめましたね!EXGのアナログペダルと、デジタルエフェクターとの融合。良いじゃないですか!綺麗に配線されてますし、これだけしっかり組んであれば、使用中の「まさかのトラブルの心配もない」ですね。これは素晴らしい!!」

..とのコメント。嬉しいですね!

それでは「解説編」はまた後日!!