Interstellar Audio Machines『新たなペダルエフェクター』

インターステラー襲来中。

Interstellar Audio Machines(インターステラー・オーディオマシーンズ)

と言う、えらく長いブランド名(アメリカ)。このペダルの存在自体は知ってましたが、アメリカンなルックスからして、んーこれはどうなんだ?良いエフェクターなのか?と思っておりました。

そんな中、輸入代理店でCAJのC氏との会話のなかで、「ところで、うちでやってる”インターステラー”ってすごくいいよ!」との勧めで、試して見たら、おお!いいわ..。

ペダルエフェクター、オーバードライブは特に、一体、毎月何台の新製品が出ているんだろう..と言うくらい沢山ある中、インターステラーは群を抜く存在。

はじめ..見た目、呼びにくい長いネーミングで、ちょっと「ん?」と思っていましたが、現代多数あり過ぎるペダルエフェクトの中でも、かなりの「プレーヤー目線」作られている”使える音重視”のペダルです。

それもそのはずの、「インターステラー・オーディオマシーンズ(アメリカ)」はミュージシャンが中心となって設立されたブランド。プレーヤーが必要とする音を熟知し、パッと繋いで簡単によい音が出せる「良いトーンと、使いやすさ」を製品化しています。実際に音楽業界に長年携わる方達による本当のプレーヤー目線で作られたペダル群。

イチオシはオーバードライブの「通称:タコドライブ」(呼びにくいので当店ではこう呼んでます。お客様がきっかけだったと思います。)

そのほかに、ファズペダルを2機種用意。

全機種に共通していることですが、パッと繋いで、ONにして「あ、いいな!」って思えるんですよね。直感的に欲しいところをうまく出してくれる3種類です。

Octonaut Hyperdrive

通称:タコドライブ。オーバードライブペダルの進化を感じさせる1台。KLON/センター(ケンタウルス)のクローンと言うコンセプトもありますが、タコドライブは単体そのものに高いゲインレベルを持ち、下から強く押し上げるミッド・ローはパッと鳴らして感動得られるペダル。
セッション・ライブ に「これ1台あればとりあえずいけるかな」とファーストチョイスできるオーバードライブ。

Fuzzsquatch Fuzzdrive

ビックマフ系・ファズディストーション:オペアンプを使用していた時期のビックマフをモチーフにしています。失速感のないファズ〜ディストーション。
近年では若手プレーヤーを中心にファズ寄りのディストーションを好むギタリストも多いことから、今時だと新鮮なサウンドになるのかな..。
豊富なサスティーンを活かすリフマスター系の演奏にも良いですね。

Marsling Octafuzzdrive

「ファズ」と「オクターブファズ」:オクターブは独立したフットSWでON/OFFできます。ファズというと、、用途限られるというか、好み分かれるところですが、新たにファズを選ぶなら「インターステラー」をお勧めします。
歪みはいいが出力レベルが物足りないとか、ブーミーすぎて使いにくいとか、それらの心配のない、「使いやすい音」です。
ジミヘン系の過激な攻めにでる、
クラシックなプログレッシブロックのイージーなファズサウンドはもちろん、「MIDスクープ」のスイッチを装備し、モダンなトーンにも対応できます。

AXE-FX3 & FX3MK2TURBO「2台体制システム(その2)」|システム製作記

「AXE3TB」と「AX3無印」2台体制システム。

今回は『その2』ペダルボード製作編。

→前回の記事(その1)はこちら。

前回書いた時から時間が開いてしまうと、どこまで書いたのか分からなくなってますが、、

特注採寸した『CAJボード』に実際に機材をレイアウトしていきます。
両ハンドル付き、ピッタリサイズに採寸して特別製造されます。
価格に見合った品質。頑丈ですし、見た目も高級感があり、
内寸の深さ(高さ)も余裕があるため、FC-12など高さのある機材も余裕で収納。
機器類もしっかり固定できるため、現在当店でシステム製作に使用するシステムボードは「CAJボード・一択」です。これ以外で安心して製作できるものがありません。

さて、
一旦は養生して、おおまかな位置決めをして、
お客様に連絡して確認していただきます。

「これでいきますよ!いいですか?」

「EXP左」のご依頼。通常右利きの方は右側を指定しますが、
右利きで「左側ご指定」
これを、
『通称:Steve Lukather方式』と言います。
増崎孝司さんも左ですね。

EV-1の色はシルバー。この色を選択する方は割合的には4割くらいかな。
これもお好みで。

左側には、【WAH】ブロック用のEXPを配置。
本物のWahペダルみたいにギアで動きますので、踏む操作性は普通のWahペダルと変わりありません。
FRACTALでは、【WAH】ブロックをフットSWに割り当てなくても、EXPの操作でON/OFFができます(要EDIT)。
微妙なカーブもEDITできますので、普段使い慣れている(アナログの)ワウペダルに近づけるエディティングも可能です(実際には大抵はリニアのまま使いますが..)。

お客様から「GO!」をいただいたので、機材の固定に入ります。
その時の写真はしっかりと撮り忘れました。

ここでよく聞かれることですが、新品/使用済みに限らず、ボード固定部を脱脂するか?については、最近やらなくなりました。
あまり意味がないというか、やり過ぎると表面の油分低下も早めてしまいます。
油汚れが気になる場合は、薄いアルカリ性洗剤(二度拭き要らないもの)で軽く拭く程度(でもほとんどやらない)。最近ではウエスで乾拭きする程度です。

続いて、
自動車部品の会社から買ってきた強力な面ファスナー(自動車用=結構高価)で固定。固定したら24時間放置。しっかり貼り付きます。

休むことなく、
その勢いで配線まで行い、その様子の写真を撮り忘れまして、、

 

TRSケーブルはカスタムで製作。ぴったりサイズで見た目も美しく作ります。

このように。ピターっとやります。
お客さんが喜んでくれるから、という点と、
そうしないと「私が気が済まない」という面の方が大きいかな。

 

完成したボードを少し眺めつつ、「うーん、マンダム」

次は、AXE3TBに接続し、エディット作業に入ります。
ここからが一番長い作業。

続きはまた。