(続)EXG-FORCEFIELD

EXG-FORCEFIELD

約5cmの長さの「きしめん」みたいな平べったい本体が、今月発売になる弊社オリジナル「EXG」の新製品「EXGフォースフィールド」


11月中旬発売開始
・価格 11,000(税別)
・配線図マニュアル、バッテリースナップ(半田付け済み)付き。

前回の記事はこちら

バッファー

エンジニア田村さんは以前からバッファーについてこのように言ってました。

「インピーダンスが高いパッシブのギターにバッファーを接続するなら、電気的に見ればギター本体のジャックに最も近い位置に存在しているのが理想的である。」

このように電気的視点からも理想的になるアイテムが「EXG-FORCEFIELD」なのである。

ギター内部、理想的には裏ザグリなどのキャビティ、スペースがある物に取り付け可能。

「取り付けスペースの目安」「主な効果」
「9V電池1個が入るスペースと、単四電池x1個分のスペースがあれば搭載可能」

搭載したギターはギター信号の「エネルギー感がアップ」します。ニュアンスが出しやすくなり、高域の暴れ具合が治ることで全体のトーンは耳に優しくなります。そうは言っても、バッファー効果の目的は「インピーダンスを下げる」こと。搭載したギターのジャックから既にローインピーダンスで出力。長いケーブルのロスやノイズの干渉を防ぎ、エフェクターやTUBEアンプ、アンプモデラーの”音のノリ”も向上。

・半田付けでの配線が必要。
・バッテリースナップが付属します。
・ジャックをステレオジャックに換装する必要があります(ギターケーブルは従来お使いのギターケーブル(モノ/モノ)がそのまま使えます)。

取り付けに関しましては電気知識と半田付けに慣れている方でしたらさほど問題はないかと思われますが、当店にて取り付けまで承ることも可能です(費用別途)。ギターの種類によっては対応できない場合もございます。

ギターショップEXCEL x 13

おかげさまでギターショップEXCELは13周年を迎えました。

本日は、今日までにまつわるエピソードをいくつかお話しします。

1.ギターショップEXCELの、
「EXCELがカタカナじゃない」理由。
最初「ギターショップエクセル」って全部カタカナで始めるつもりで関係各社に伝えていましたが、オープン直前に「ギターショップEXCEL」と表記し直したのがオカダインターナショナル社長さんだった。それ以降、EXCELはアルファベットに基本統一。”縁起よし”は大事にしたいと思ったんです。

2.起業した頃の話。
13年前。起業した頃。
ある方から「誰かのためとか、お客さんのためにするんじゃないんだよ、お前がそうしたいからやるんだよ!」と言われたことを思い出します。ただでさえ不安なスタート期に励まされる「頑張ってねの類」ではない強烈な一言だった。

3.たった1度のフォトジェニック
この13年間で「たった1回だけフォトジェニックのギター」を販売したことがある。買ってくださったのは自転車でやってきた中学生。今はもう成人になったと思う。
私:「このギターは楽天とかで直ぐ買えて直ぐ届きますよ」と言うと、
「このお店で買っちゃダメですか?」と。この一言から私の中で何かが爆発するスイッチがONになったのを覚えています。
販売した当時。アンプは学校にあるものが使えるとのこと、それ以外は予算内でと言う話で、チューナーやケーブルの類は店で使った”お古”を付けてあげたと思う。そのギターの値段は皆さんご存知通りの物ですが、私がやることは一緒。可能な限りの調整はするし、倉庫から直送されるギターの弦は既にサビていてフレットも曇っていて..って、その辺も全部整備してお渡しする。元々が薄利で売る類の商品であるので手間や部材費用考えれば、ほとんどが”男気”でやったこと。毎回やっていたら大変です。

あの日の「お前がそうしたいからやるんだよ!」の初心に還ってふんどしを締め直し、これからもライフワークの旅を続けたいと思います。

いつもありがとうございます