FRACTAL AUDIO SYSTEMS AXE-FX3 MKII TURBO「FC-6」|システム製作記「その1・製作開始編」

システム構築・テクニカルサービス

題名がえらく長くなってしまいましたが、、

 

今回のご依頼は、

「AXE3MKII TURBO」と「ペダルボード」まで一式で承りました。

母艦は、「AXE3無印→MKII TURBO」へ乗り換えのお客様。

あんまり変わらない?と思いきや、音出してから乗り換え決定する方も多くいらっしゃいます。ちゃんと構築を進めていけばその差、ポテンシャルを引き出すことができます。

早速ボードの製作に着手。

EXPペダルは無印で使っていた物をそのまま流用。その他は新規導入。そう、これまで「AXE3無印」はMIDIで操作されておりました。発売当初ご購入者様の特徴です。AXE3発売当時はFC-6/12は出ておらず、当初はMIDIで操作していました。今回「MKII TB」導入に伴い、ペダルボードも刷新。

ボードはお馴染み「CAJ」特注依頼。ピッタリサイズで作ってもらえるうえ、耐久性、高級感もあります。10年以上レベルで使える頑丈なボード。ボードはピンキリですが、ケチらないほうがいいです。

コントローラーは、既にFC-6 MKIIが発売開始されていますが、あえて旧版「FC-6」をチョイス。輸入元最終スットク品を入手しキープして待機。MKIIのほうが表示が大きい分アドバンテージありますが、この「あえて」というのも、お客様より「FC-6はMKIIじゃなくていいよ。なんなら差額分で別のもの買うわ、エフェクターとか」と。いいですねこのノリ。

ペダル類は平面固定できるように底部下処理をし、機材の位置決めをして、マジックテープ(業務用)で固定。このまま24時間放置して固着させます。

「脱脂するか?」たまに聞かれますが、最近ボードの脱脂はしません。新品の場合あまり結果に左右されないからです。下地処理はウエスで乾拭き程度。

TRSケーブルは、このところ既製品は使わずカステムで製作してます。ピタピタサイズで見た目も綺麗に仕上がります。

このまま仕上げてしまってから「動かない!」ってなると悲しいので(まず、ないですけどね)、一旦仮止めしてから「母艦」に繋いで動作確認。ついでにキャブレーションまで行って学習させます。

養生も忘れずに(ここが一番神経使うとこ)。

 

続きは次回。

システム製作スケジュール|FRACTAL AUDIO SYSTEMS

FRACTALの「システム一式構築コース」について。

スケジュール 現在は4月中頃以降の着手になります。但し、現在も「ラックタイプ(AXE3TB)の入荷が遅れている」ため、本体入荷が遅れればその分、日程は後ろ倒しになります。

フロアタイプ(FM3TB/9IITB)は比較的早いかもしれませんが、比較的依頼いただく案件のほとんどは「結果的にラックタイプ」です。金額の差に限らずな結論ですので、この辺りはお問い合わせください。

おおよその費用概算。見積もりのお問い合わせが多いのですが、公開している料金表の足し算は最低限掛かりますので、まずは→料金表をご覧ください。
おおよそこのくらいの費用が掛かることをご承諾いただいたうえでお問い合わせをお願いします。追加で何かをしない限りは足し算以上に増えることはあまりありません。

よくあるお問い合わせ 「持ち込み依頼できるか?」と聞かれます。ご案内の通り他店様購入品の持ち込み依頼(製作のみ依頼)はお受けしておりません。あくまで、当店でお買い上げくださったお客様へのサービスの一環のためご理解をお願いします。