EMG等アクティブピックアップ、プリアンプ・バッファー搭載のギター、ベースは「9V電池」を使用しています。
ところで、電池って換えてますか?
「音が出なくなるまで換えない派」もいらっしゃいますが、
経験上では電池が減ってくると、(EMGの場合)音のエネルギー感を損ない、最終的な末期になるとボソボソ等ノイズが出てきます。そうなる前には交換したほうがいいのですが、
その目安。1年間に2回くらいのペースをお勧めしています。ギターを使う頻度にもよりますが、新品電池のパフォーマンス維持を考えると、半年おきくらいがベストかと思います。
当店に電池が入荷すると、ある程度まとめて購入されることが多いことから、アクティブギター(ベース)のパフォーマンス維持を気にするユーザーが多いのかなと感じております。その分、入荷後の品切れも早いのですが。
上の写真の例(EMG使用)では、音は出ていましたが「弾いた感触音が弱い」印象。電池を外すと電圧が9Vを切っており、新品交換したところで、音の力強さや輝きが蘇りました。交換時に印を貼っておくと、次回交換時期の目安に便利です。
最近は電池そのものに対策施されているものが多いですが、長期間入れっぱなしの電池は液漏れや変形が生じ、最悪の場合、それらが原因で修理が必要になることがあります。
9V電池は、電池によって音も変われば、大きさも異なります。電池は統一したサイズではないので、最近では国内家電メーカー品でも、長い、太いなどの理由で電池ボックスに入らない電池もあるようです。特に、Gotohの電池ボックスを使っている場合、大きくて入らない場合はそもそも使うことができませんが、入るものでも隙間を詰める対策をすることで接触不良のトラブルを防ぐことができます。