ネック調整。
以前は季節ごとや、湿度変化に応じて都度調整で対応できましたが、ここ数年による気候変動で、ギターにやさしい長野県においても、ネックコンディションが「読みにくく」なって来ています。
長野県に限らず昨今、日本全国的に春先は乾いた強い風が多くなり、冬の乾燥から春に向かった3〜4月も更に空気が乾く。ネックコンディションも変わります。
当店は湿度環境はよいと自負がありますが、ギターをケースから取り出し、1〜2時間でネックが動く、そのようなことも年々増えています。

「ネックが動いたら」その都度調整しましょう。
詳しくは割愛しますが、放置が一番良くない。クセがつきやすくなります。
「反ってるかわからない」
よく言われます。簡単です。順反りすると弾きにくくなり、逆反りは音が詰まる・特定ポジションで出なくなるなど、悪い変化を感じた時です。
当然ながら、これらの感覚的症状以外でも、点検すれば調整が必要か否かは判断できますので、ギターを長く愛用するためにも頼れるショップ、リペアーマンにご相談してみることをお勧めします。