システム制作のお問い合わせが増えました。

そこで、当店からのお願い

この1〜2週間「エフェクターボード(新規、組み直し)」「FRACTAL」のシステム制作に関するお問い合わせが多く寄せられるようになりました。当店ホームページ、BLOGをお読みになるのが最初のきっかけになっているそうです。
そこで、こちらから回答することに「共通する項目がとても多い」ため、それらを中心に下記にご案内します。

基本的に「FRACTAL」「ペダルボードシステム」これらの「システム制作一式」は、当店でお買い上げいただいた商品に付随するサービス(有償)の一環として行っております。トータルで掛かる費用はBLOG記事ごとに明記しておりますのでご参考ください。
参考費用:事例を基に簡潔に。
  • 価格は機材、制作工賃など全て一式。
  • 使用機材により異なります。 

例えば(1)、

ペダル4〜6台のシステムで25万円〜40万円のご予算で制作(機材、工賃など全て一式)。

例えば(2)、

FRACTALのシステムで50万円〜100万円のご予算で制作(機材、工賃など全て一式)。

以上の費用ついて。おおまかに事前に「このくらいは掛かる」ことをご了承いただいた上でお問い合わせください。

ここからは、最近増えたお問い合わせに関する共通する回答の一例です。

持ち込み機材での依頼やご相談については、
→ケースバイケースでの対応になります(※1)。基本的には他店購入品等の持ち込みの機材に関しましては柔軟に対応する姿勢でいますが、以下に記載するこれらの諸問題が含まれることがあるため、お問い合わせいただくお客様には前もってご留意いただけますとありがたいです。

他店でお買い求めになり「どうにもならなくなった」のご相談。
→お買い上げのお店にご相談お願いします。私の場合、他店様のお仕事に口出しや批評をするスタンスではありません(そこまで周りを気にしていない)。機材選びや使い方に至るまでそれのどこが間違っているのかの正解を聞く方も同じくです。答え合わせはしません。

→「組み直し」「(一部機材等の)買い替えが必要」である前提のご相談はお受けしております。そこで不要な機材を勧めることはいたしません。

例外:修理について。
→(他店お買い上げ品の)修理に関するご相談はお受けできるものとそうでないものがございます。この場合は事前相談をお願いします。

何事も費用は掛かります。
持ち込みや既にお持ちの機材をどうにかしたいお問い合わせをくださる方の多くは初めに「もちろん費用が掛かっても構わないから」と仰るのですが、要望とその金額でこちらの考えと乖離することがございます。率直に言うと、極端に安価、何でもかんでもタダ(無償)でお求めになる方がいらっしゃるのです。

一番困るのは、具体的な概算費用を提示した後。(今持っている機材の他に)「何を買ったらいいですか?」「お勧めを教えてください」と聞かれる時です。

「機材はネットフリマや激安店で(具体的な店名まで挙げて)揃えている。仮におたくに構築の依頼するとしたら何の機材を追加、入れ替えをするのか?」と言う聞き方をする方には少し悪意を感じます。
FRACTALやAMPEROアンプモデラーのオリジナルパッチ、プリセットについても「どこをどうエディットしているのか?」とパラメーターやルーティング方法まで具体的に聞いてくる方も揃って。

何が言いたいかと言うと。私はこれを商売=ビジネスとして行っています。必要な費用は頂戴しますし、これまで蓄積したものをタダで差し出すことはしていません。これはどの業種でも皆様が従事するお仕事においても同じかと思います。

それらとは逆に、
→きちんと費用をお支払いくださるお客様には、余計なお世話をするくらいにしっかりと仕事をします。それらは事例集で示しておりますのでご参考ください。(※1)ケースバイケースの本質的な部分をこの話から想像していただければと存じます。

冒頭でも書きましたが、ここ最近これらのお問い合わせが多くなりました。とても光栄でありがたいことではございますが、
その”お問い合わせによっては”面談や電話で1時間、メールで何度もやりとりがあるなど、主に費用が理由の場合には同じ話が無限ループ状態になるケースがこのところ増えてきました。

ご選択はお客様の意思に基づいた決定権がございます。しかし、時間については”お互いに有限”ですのでお問い合わせ前に少し気にかけていただけると助かります。よろしくお願いします。

PCショップEXCEL | 店長日記

テクニカルサービス番外編

AXEIII用に「お客様のPCをセットアップ中..。」
AXEIIIを買っていただいたお客様とお付き合いする中で、エディタに興味持っていただいてもPCなければ何もできません。当たり前ですけど。
しかしながら、近年のスマホ時代。PC持っている人って減ってきました。そういや昔使ってたWindows7とか..下手すりゃXPとか..家にあるなって話にはなりますが。もうね、古いPCって色んな部分で厳しいです。遅いし。

「そろそろ新しくPC買いましょうよ!」って。AXEIIIならエディタも、Bot使ってアップデートもその都度できますよって。
..んもう、何なら一緒に買いに行きますか?
じゃ、行きましょうかねって、Windowsタブレットを購入。周辺機器も?この辺を一緒に揃えれば大丈夫ですよって。え?「Windows10の使い方わかんねー」って、はいはい大丈夫ですよ。まとめて面倒見ますから!

こう見ると、完全にミニデスクトップPC状態。

AXEIIIに必要なアプリを入れて使える状態にセットアップ。ちゃんとAXE3-EDITもBotも動きますねーよかったよかった。

え?ネットやメールも使える状態に?はい、やりまっせー。
..なら、ここをこうするといいですよ。って、

お客さんを快適にすること。
この程度は「楽器店としての職務のひとつ」である。
もちろんこれはビジネスとしてやるのだから有償でね。その金額分、お客様も私を使いこなしやすくなると言うね。

若い頃。私に仕事を教えてくれた諸先輩方から「お客さんにいい意味で余計なお世話するくらいで丁度いい」と育てられたことを思い出すのである。
で、今時..と言うより、今も昔もこうやってお客さんのお世話をすることが楽器店店員の役目だと思っているのだが。違いますかね。