こんにちは。
通称、「溝なし Sサドル」
EXTREME GUITAR FORCEのサドルは、現在コレを標準装備としています。
ヴィンテージタイプのスチール製の「曲げ」サドル。
これまで、ブロックタイプなど色々試した中で、
こちらの「溝のない S型のサドル」が良い結果を出しているため、
現在は標準装備としています。
・音の違いの他に、
・フィーリングも変化があります。
2点支持でPush inアームを組み合わせる全体像はJAMES TYLERの「G2RV」に近い内容。
もちろん搭載するギターによって違いはございますが、
「EXTREME GUITAR FORCEでの検証」では、響きがワイドになり、サスティーンも豊富になります。曲げた構造がバネの様な響きをもたらすかもしれませんし、
更に、表面がニッケルメッキであることも影響があるかもしれません(そのためサドルは曇りやすいですが..)。
フィーリングの面も違いがあります。
溝がない分、駒圧に対し少しの遊びができる影響からか、チョーキングの動作がもう「ひと息行ける」感じになります。
なお、EXTREME GUITAR FORCEでは、ネジがなるべく飛び出さない様に(すごく飛び出ていると危ないので!)、適切なネジの長さを取り付けた上で、イモネジは「ステンレスのイモネジ」を使用しています。
サビに強くなるため、ネジが回せなくなると言うトラブルを防ぎます。
先ほど書きました通り、サドル自体はニッケルパーツ特有の曇りやすい性質を持ちますが、曇った方が、イモネジの座りは良くなるので、曇ってくれた方がかえって良いかも.. と、最近思います。
弦高交換時などに多少の動きが繰り返されると、サドル高が変わる場合がありますが、その都度、1.5mmのレンチで調整いただければ大丈夫です。
使っていくうちにサドルが曇ってくることで、ネジの食いつきもしっかりしてくると思います。
EXTREME GUITAR FORCE オーナー様から、
「(溝がないから)弦を張る位置を迷う」とお問い合わせいただくこともあります。
この場合、
基本的に、「メケン(目見当)」で行きます(笑)
おおよそ、外側の1弦、6弦は、内側に寄せつつ、残りはおおよその位置に揃えます。
弾いたフィーリング、コードワークで問題なければそれでOKとします。(じゃないと、永遠に..)
通常はこれでチューニングをした状態(演奏する適正な張力がある状態)であれば、0942でもチョーキングして弦が動いてしまう様なことはまずありません。
その点考えると、普段サドルは拭き程度で、曇りっぱなしにしておいた方がいいかも..とこれを書きながら思う。