FX8 MKII システム制作 | テクニカルサービス

FRACTAL AUDIO SYSTEMS「FX8 MKII」のシステムを製作中。

基本的に、「AX8」と「FX8」は用途が別物。AX8は一言で言うならラックタイプのXL+を「使用制限のある縮小化をした機器」ですが、

FX8に関しては、アンプ(本物のギターアンプ)を使う前提でアンプINPUTも、SEND/RETURNも活用します。

「使い方機能」面に関してもアンプを使う前提でデザインされておりますし、FX8 EDIT(Win/Macエディタソフト)の使い勝手の良さは凄くよく出来ていて、私としては感動モノ..でした。

ここでは、新規にギターアンプを買ってどうのこうのよりも、
当店でよくあるパターンは、今お持ちのギターアンプ、アンプヘッド、コンボなどを有効活用し、サウンド全体をグレードアップ、操作性を高めるために導入いただくお客様が多くいらっしゃいますし、

中には、

「使ってないあのアンプ、売却しようかなと思ったけど、FX8使えば別の活用方法ありそうですかね?」とご相談いただくことも多いです。

今まで使っていたペダルボードは、FX8に替わり、空間系エフェクトは臨場感も音質面のクオリティは現代最先端テクノロジーにより、ペダルタイプやラックタイプのスタジオエフェクトに比べても飛躍的にグレードアップし、Preセクションに配置するモデリングペダルエフェクト群もしっかりとかかります(特にコンプ)。この辺の解説も後日ゆっくりと書こうと思います。

—機能概要に関しましては、こう言ったシステム制作事例を載せながら、後日「FX8特設ページ(予定)」をアップしようと思います。—

今回ご依頼のお客様は、お持ちの「TUBEアンプヘッド」を有効活用しつつ、空間系エフェクトを強化する目的で「FX8 MKII」を導入。システム制作までご依頼くださいました。(ありがとうございます!)

軽量なボードへの固定、配線作業を進めます。秘密のノウハウはありませんけども、仕上がり時には「綺麗に作ってくださってありがとうございます!」と感謝いただいております。
キッチリやる。私の性格です(笑)。

配線中。ただ束ねて終わり、ではなく、
お客様がセッテイング時もバラす時も、間違いなく、素早く行える様に、「どうやったら使いやすいだろう..」を考えながら作業を進めます。

同時に、中腰での作業が続くため・・腰痛に気をつけます(笑)。

 

えー、大分途中経過が省略されましたが・・(結構慎重な作業なので時間掛けてやってます。)
システムボードが完成し、ここからは、Mac PC繋いでエディット作業に入ります。

とりあえず、音が出るかのテストをしながら、リレー機能など各部動作(FX8ならではの機能)をMac PC上から確認します。

一通りの動きを確認したら、今回は実際に使用するアンプヘッドを使ってのエディット作業「プリセット制作」に入ります。

続きはまた!

・FX8 MKIIは、190,000(税別)

ご購入時のシステム制作など、ご相談は当店までお問い合わせください。
http://excel-web.jp

実験 「XTOMP」+「FX8」

当店でお買い物くださったお客様から、機材を使用した写真や、ライブの動画など送っていただくことがあります。
こう言うのってホント、すごく嬉しいですねー!
私のエネルギーになります。

さて、本日は。

XTOMPのポテンシャルを測る実験。先日システム制作をご依頼くださったお客様と、ギタリスト林さんのご協力の下、進めます。

ところで、XTOMPってご存知でしょうか・・??

結構、今も「コレって何をするものなのかよく分からない」と思っている方が多いのと、HOTONEのエフェクターであることから、なんか「小さいエフェクターのアレね」のイメージが先行する様です。握り寿司シリーズの「skyline」とは全く異なるサウンドコンセプトを持つのが機種がXTOMPです。

XTOMPは、好きなエフェクターをBluetoothを使って本体に送信。専用のアプリはiOS, Androidで無料で手に入ります。
基本的にマルチエフェクトではなく、
1つのプロセッサで単一(または2つ)のエフェクトを作り出すので、XTOMPはその分、贅沢な処理能力でリアルエフェクトを構築していると言えます。

今回の実験では、

FX8を空間系エフェクトに使用(Postエフェクト)

アンプのINPUTへ、「XTOMP」を接続し、JCM800のアンプモデリングを動かします。

これにより、エフェクトのみのFX8を、
「XTOMP アンプモデリング+FX8 空間系エフェクト」で、
両者をAXE-FXIIに近い使い方にした上で、真空管アンプの構造(Pre, EQ部、Send/Return)を織り交ぜて、最新鋭のデジタル機器と、真空管アンプのアナログ機器の融合を行なっています。

↓サウンドテスト動画はこちら。

 

当店では、本気のお客様へ本気で取り組んでおります。