AXE-FXIII『システム制作』MIDIを使った事例集 『コントローラーまで一式コース』

FRACTAL AUDIO SYSTEMS 専用のフットコントローラー「FC-6」「FC-12 (※1)」が発売になりましたが『MIDIコントローラー』による操作はもちろん可能。

MIDIで使ってもそれが劣るとかどっちが勝ってるとか..そう言う感じもありません。

(※1)FC-12は投稿時点で2019.8月発売予定。

先日、お客様からご依頼いただいた『システム一式・丸投げコース』の制作事例をご紹介します。

現状。MIDIコントローラーは「CAJ MIDI PRG Station 一択」と考えて良いでしょう。最低限の機能、操作性がよく、スイッチ間隔も適正で、Optスイッチなどの拡張性まで、「FRACTALで使うことを前提にデザイン」されています。何よりも「この価格帯(2万円台)でペダルキャリブレーション機能」があるものって..ありますかね。とにかく、トータルで考えればこの一択になると思います。

お客様には「時期的にFC-6の発売はお知らせした上での」”あえて”のCAJ PRG Stationの選択。主な理由は「可搬性とシンプルさ」です。総重量はとても軽くなりますし、MIDIマップでプログラムチェンジ(MIDI-PC)で切り替えるこの単純さが、AXE-FXIIIの操作性を複雑化させません。なお、AXE-FXIIIのPCはかなり早くなりました。このシステムではsceneは使いません。

制作を進めます。

・・ほぼ完成状態(途中の写真を撮り忘れました)。

1こちらのシステムでは「MIDI-PC」の操作と、
2外部チューナー(KORG派)は「左上に置いて」のご希望。
3post VOL, Wah用「2つのEXPペダル」を接続します。

EXTスイッチについてはお客様から、「(ダイレクトSWは)あっても多分使わないだろうなー」とのこと、導入はなしで、

EXPペダルについては、AXE-FXIIIのWahを試して導入を決定。FXIIIのWahを使わない手はない..パラメーターのエディットをちょちょいとすることで、気持ちよく掛かるワウペダルが使えます。ボードを大きくしたくないため、Wah用のEXPペダル(SOURCE AUDIO)はカスタムのIFを作り配置。

INPUTも同じくボード側面から立ち上がります。電源周りもボード底部に全て固定。見た目はかなりスッキリしました。

続いて「AXE-FXIII」に接続しセットアップ。MIDI設定、EXPの設定など、実際に使える状態にします。

前もって、お客様から「ココを押したらこーなって欲しいx5プリセット x3バンク」と大まかに要望をいただいてましたのでその通りに設定、エディットを進めます。

無事に動作を確認し「テスト完了」お客様へ納品しました。

シンプルでいいね!

とのご感想。いつもありがとうございます

 icon-check-square よくあるご質問「気になるお値段」
この様な『AXE-FXIIIシステム制作まで一式コース』気になるお値段については先日BLOG記事にまとめましたので以下をお読みください。

 

システム制作記「AXE-FXIII システム」事例集より | テクニカルサービス

ギターショップEXCELでは、FRACTAL AUDIO SYSTEMSをお買い求めくださったお客様へ、「セットアップ、システム制作」までの一式コース、

つまり、

買って繋いでそのまま使える状態にして販売中!

今回は好評販売中「FXIII システム一式コース」事例集からのご紹介。
長いお付き合いをくださっている遠方のお客様です。(通販であっても「濃い」対応をいたしております。)

これまでに、XL+や、フロアタイプFX8MKIIなど、FRACTAL製品を複数お使い分けくださっている「よい物が好き」なお客様ですが、「III」が発売したと同時にご注文と、システム制作一式までご依頼くださいました。(ありがとうございます!)

今回は、本体のセットアップと、ペダルボードの制作を行い、納品いたしました。

コントローラーは現在MIDIで行う必要があるため、CAJ MIDI PRG Stationを軸にコーディネート、制作。


↑仮並べ、レイアウトを考え中..。

足元のチューナーと、EXPペダルを置くと見た目にはピッタリ収まりそうですが、こちらの「ペダルボード(エフェクターボード)」については、将来的なグレードアップ化計画のために「再利用」に備え..予め、あえてこちらの大きめのサイズをチョイス。

お客様と足元の操作方法を打ち合わせの際に、
AXE-FXIIIのPC(プログラムチェンジ)が「高速化」したため、全てMIDI-PCで動かすことにして、
お客様からのリクエスト「フェイザー【PHR】のOn/Offはしたいなー」にお応えするために、ダイレクトSWを1機搭載。
広さ的には余裕の空間があるボードでしたが、ダイレクトSWを搭載することで、より「やる気を感じる」ルックスになりました。


(お客様にとってはこれらの機材を使うことが「毎日の楽しみ」「遊びの時間」になるワケですから、私は機材の見た目も大変重視します。)

ボードが完成!しかし、ただ繋いだこのままでは「AXE-FXIII」「PRG Station」どちらもちゃんと動きません。
ここから、MIDIの設定、EXPの設定、ダイレクトSWの設定などを行い、Mapも組み、動作を検証します。

無事に動作テストOKを確認し、

本体プリセットのエディット中..。


お客様から「こんな感じに!」と、各種リクエストをいただいてましたので、おおよそのサウンドサンプルを基に、AXE-FXIII内部に音作りを書き込んでいきます…。

こう言うのって、ちょっと前までのラックシステム時代は、ケーブル作って配線して、プリアンプとMixerに4×4にって..そこから2〜3台のエフェクターをそれぞれプリセットして、MIDI CHを設定して、、バラバラに動くか?って、やってましたが、今はMac PCで音作りできる時代。10年前は想像もしてませんでした。


バーン!と「完成!」
そして、音を出す。うーん。いい音だ。

今回は、「ライン」での使用を指定いただいてましたので、パーソナルPAで鳴らし、テストを行いました。

FXIIIになってから、もうこれ(ラインで)で十分ですね。そりゃ、音圧や音量で言ったらギター用パワーアンプとSPで鳴らす方が気持ちいいですけど、、ご自宅使用だったら、パワードモニターでLineで使えば十分。FXIIIのアンプブロックはもちろんですけど、CABエミュレーションが飛躍的に進化している分、こう言ったパーソナルPAで鳴らすだけでも、かなり「ギターアンプに近い」サウンドクオリティが目の前に現れます。


↓「お客様からのご感想を頂戴しました!」↓

 

第一印象、FXIIIは、今まで使っていたXL+(FXII)よりHi-Fiになったなと思いました。レスポンス、レンジも大分違いますし。音のリアリティの部分、音の臨場感はとても高くなって大満足です!

使いやすさの面では、本体も操作性がかなり向上しましたし、PC用のエディタはFXIIのものと操作性はほとんど変わらないのでそのままフィーリングで使えました。

そしてボード。足元の操作性もよいです!シンプルに作っていただいたので、プリセットの切り替えもしやすいですね。とても使いやすいです!

作ってもらったプリセットもいい音ですよ!!パワードモニターで鳴らしてますが、実際にギターアンプに近い音ですね、アンプで鳴らすのと遜色を感じません。

満足度100点!です!


ありがとうございます!

当店は大きなお店ではできない細やかなサービスができることが特徴。お客様一人、一人に寄り添った対応をいたします。
詳しくなくても大丈夫。
手取り足取りで行きます(笑)。

→詳しくはネットショップの「AXE-FXIII」ページをご覧ください(クリック!)