今回「ボードまで一式のシステム」でご依頼いただきました。3つのEXPペダルと、コントローラー(FC-12)を足元に、本体はプリセットのエディットに始まり、初期設定から変更したほうがよいsystem設定などをお客様のご要望と照らし合わせながら製作を進めました。
(制作途中については上記リンクから読めます。)
右から【WAH1】ブロックを動かすEXPペダル。普通のWahペダルと同じ動きとストローク幅のため、AXE3のWAHブロックを動かすことに最も適しています。ON/OFFはオートで動かすことができるため、使いたい時にペダルを動かすだけ。
隣り合う2台の「EV-1(SIL,BLK)」は、【PIT1】【VOL1】ブロックで使用します。WAHブロックと同様に、PIT1の操作「Whammyペダル」としてこちらもオートでON/OFF動作します。VOLはPost Volumeの操作を行います。歪み量はそのままで音量を上下させ、空間系エフェクトの残響を残すことができます。古くはCAE/CAJのラックシステムで行われてきたノウハウのひとつです。バーチャル空間で構築するAXE3においてもこれらのノウハウ、ルーティングの概念を活かす、投入することができます(私も昔からラック組んでてよかった..と思う時です)。
更に今回のシステムでは、VOLペダルをゼロ時に自動でチューナーが起動するように設定。AXE3本体、FC-12にチューナー表記がされます。ギター持ち替え時のプラグの抜き差しをしてもいいワケです。
「FRACTAL」を初めてみたいけどちょっとなー..の方は、じーっと考えていても(検討)何も変わりませんので、お気軽にご相談ください。
ご依頼くださった「K様」よりご感想をいただきました。
・AXE-FX 3U Rack Case
・FC-12
・EV-1(SIL)
・EV-1(BLK) 以上FRACTAL AUDIO SYSTEMS
・CAJ System Board(特注品)
・SOUCE AUDIO Dual EXP
・ケーブル類(XLR, TRS等)
・配線部材一式
・製作、セットアップ工賃一式。
合計 ¥700,000(税込) 配送料別。