新製品「BL800」|RODENBERG

BL800

EXCELインポートブランド「RODENBERG(ドイツ)」より新製品が発売されます。

発売前におおまかな内容について。と、、書き始めると、警告直輸入を謳う業者がコピペしますが、本当に無断転載はやめてください。

New BL800は、発売中の「BL-DX」に搭載するAVTC(アナログ・バーチャル・チューブ・サーキット)を→BL800にも搭載。

最初に言いますと、BL-DXと、BL800は異なるものです。

BL800は、TUBEの働きをアナログ回路で構成するAVTCを使い、完全アナログ回路で再現する「JCM800」。RODENBERG代表のユーリ氏が若い頃からリスペクトするハイゲインアンプ「JCM800」を彼の技術でペダル化したプロダクツ。

改造マーシャルをイメージとする「BL-DX」はディストーションまでカバーするペダルですが、「BL800」はJCM800のTUBEオーバードライブをペダルで再現しているため、よりMアンプのオリジナルトーン・ニュアンスに近い物。

JCM800についてはMアンプの認識が二分化する分岐点となったアンプですが、現代に繋がる「ハイゲインサウンド」の原点となる伝統的サウンド。
「BL800」にはゲインBoost機能を装備。もっと歪ませたい方はミニスイッチで対応できます。

BL800 サウンドデモ

 

5月発売。
詳細は追ってお知らせいたします。

 

RODENBERG ローデンバーグ BL Deluxe(BLD)|Tips集(2)「ミニSW x2」

BLD Tips(2)「ミニSW」

先週から発売となりましたローデンバーグの新製品エフェクター「BL Deluxe」
現在品切れ中ですが(12.12時点)再入荷を予定しております。

「BLD」は、プリアンプ風ペダル。アンプのクリーンINPUTに接続し、アンプ風のオーバードライブをアナログで描くペダル。TUBEの働きを完全アナログ回路で構成しています。

その歪み、「何風?」とよく聞かれるのですが、”これ”と決定づけるサンプルが思いつきにくい。何何っぽいと言うと、そのイメージになってしまいますしね。
強いて言うなら、改造マーシャルに近いのかな..

..マーシャルっぽさもありつつの、ブギーとマーシャルの中間のような側面もありますし、って言うとSLO-100みたい?..それっぽいガシーン!って感もありつつ、、書いていると余計分かりにくくなってしまいますのでこの辺で。

ただし、「3+SE 3CHみたいですか?」の問いには違いますねと言えます。GAINレベルは同じくらい稼げますけど、ああいったHi-Fiな音と異なります。
BLDは後述するGAINモードがどちらでもコンプレッション感があるので、「ヘッド」っぽい音が出せますよ。

(そうなると、3+と比べて?と尋ねられたら、ie4と答えるべきなのか、、と、マニアックな領域に)

ホームページにも書きましたが、80’sHR/HM世代はきっと気にっていただけるオーバードライブ・ディストーションです。

2つのミニSW

ローデンバーグ BLデラックス
RODENBERG BL-deluxe ミニスイッチは上下に動かします。

GAINスイッチ

2モードのゲインステージ。

GAIN(↓):Lo Gain..といいつつも、十分に歪みます。「アンプ・オーバードライブサウンド」のポジション。
クリーンサウンドを作るペダルではないため、GAINツマミはある程度上げた状態から使います。10時くらいから聴感し始めます。
12時くらいでも十分な歪みは得られると思います。FATかつ、しっかりと歪み、キレもある音。初期E.VanHalenを思い浮かべるトーン。

GAIN/ON(↑):更なるハイゲインモード「ディストーションサウンド」は、下のオーバードライブポジションよりもっとガッツリ来ます。近年のモダン/ラウド系とは異なり、「80年代のヘビーメタル」をイメージするクラシックなディストーション。例えるならDokken..など。

FATスイッチ

帯域の持ち上がり方が変わります。
FAT/OFF(↓):ノーマル。
FAT/ON(↑):LO-Midが高まります。

上のポジションでは、ミドルの結構下のほうがふっくらとするため、ピッキングハーモニクスが出しやすくなります。
GAIN(上)+FAT(上)の組み合わせは「通称:Whitesnakeポジション」。

3EQ
Treble,Mid,Bassの3EQは、お好みで良いですが、少し上げ気味から始めてみてください。

ドンシャリを目的とした音を作る場合には、Midを少し下げつつ、その分Treble, Bassを右に振って上げます。音の引っ込んだ感が補われます。