「MK-ODの基本セッティング」の方法。

新発売のオーバードライブ「MK-OD」の基本セッティング方法についてご説明します。

まず最初に、

・DRIVE(歪み)
・Level(音量)
この2つのみを、およそ「12時」に合わせます。

下の2つのツマミ、
【左下】MID Enhance(MIDレンジ周波数特性)
【右下】TONE(トーン)
↓この2つは、両方共「ゼロ(ミニマム)」にします。

この2つは必ず「ゼロから開いてセッティング」でお使いください。
(いきなり12時とかやっちゃいますと..ちょっと「?」になると思います。)

まずは、MID, TONE共に絞った状態にして、最も丸いトーンを作り、そこから、

・TONEを開いて音を硬めにしたり、

・MID Enhanceを開いて、お好みのミドルレンジのポイントを探ります。(ピックアップの種類や、弾き手のニュアンス、ピックの当て方などで結構変わりますので、「ココ」と言うポイントはプレーヤーそれぞれ..に違います。)


ムービーで題材にしております「ロベン・フォード&ブルーライン風」のセッティングでしたら、

割とDRIVEは上げ気味にして、TONE, MIDは「1メモリ分」が近く音になると思います。

↓こんな感じです。

 


「パワーのあるハムバッカーの場合」
また、使うギターによっては、「MID Enhanceで全体を合わせる」使い方もお試しください。ハイパワーなパッシブのハムバッカー(Suhr:Aldrichや、EXG:SUPER HBなど)は、

↓意外とこの様なセッティングで、「まろやかなトーン」が作れたりします。

 

それから、

内部昇圧モードは「18Vモードを推奨」します。電池ボックス内で9V/18Vの切り替えは可能ですが、チューンナップコンセプト、製品作りの段階から「18Vモード固定」で使うことを想定して進めておりましたので、このモードで広いダイナミックレンジでお使いください。

重要なポイント:MK-ODは「MID,TONEはゼロから始める」「18Vモード」で、お願いします。

「MK-OD」→「SD-9 SUPER 」| EXTREME GUITAR FORCE

弊社オリジナルブランド「EXTREME GUITAR FORCE」より先日発売になりましたオーバードライブ・ペダル「MK-OD

「MK-OD」は、単体でクランチ〜ドライブが出るオーバードライブペダル(アンプのゲインブースターの用途に限らず)としてのコンセプトと、

SD-9SUPER」との併用、コンビネーションについても考えました。SD-9Sはそもそもがディストーション(SD=ソニック・ディストーション)ですので、オーバードライブペダルとは歪み方が違います。

そこで、2台を並べて、

アンプのクリーンINPUTへの接続でしたら、アンプクリーンを1CHと例えれば、

・「MK-OD」がクランチ〜オーバードライブの「CH2」

・「SD-9 SUPER」がリード、ハイゲインの「CH3」

この様な使い分けを、段階的に行うことができます。

 

「他のペダルでもできるんですけど..」って、
そうじゃなくて、ベースとなる基調の音がMaxonをベースにして、どちらも田村進氏がチューンナップするエッセンスがあることから、切り替えた音の「素性が一致」するワケなんです。

例えるなら、同じメーカーの3CHタイプのプリアンプを切り替える感触、SoldanoもEgnaterもCAA3+SEも…世代の方でしたら、何となく伝わりますでしょうか?..この様式をペダルに置き換えて考えています。

この同一メーカーを基調とする、「クランチ〜ドライブ」「ハイゲイン」この2種類を並べてバリエーションを使い分けることに「MK-OD」リリース最大の利点があります。

・MK-OD
・SD-9 SUPER
どちらも在庫ございます。お買い求めは→EXCELネットショップをご利用ください。