システム製作記 | AXE-FXIII MKII (2021.3.22)

新機種「AXE-FXIII MKII システム一式」でご依頼いただきました。


MKIIのご依頼も増えてきました。

事前にお客様とやり取りを行って、付随する機材を見繕ってお話を進めていきます。特に今回は足もと(ボード)は普段よりも少し大型のご依頼になるため、機材選びに始まり、ボードサイズも専用に「ピッタリサイズを特注」しました。

強固なCAJボード(特注品)。耐久性バツグン。システム製作後に遠方のお客様へ出荷の際に輸送中トラブルになったことはまずありません。

ギターケース並みの大きさ。迫力あります。

まずは「仮並べ」等間隔にミリ単位の正確な位置決めをします。

よく聞かれること。「EXPペダルにテープを巻く理由?」については..”怪我防止のため”です(「組んでみた人だけが分かること」かもしれませんが)。

しっかりと、途中の写真を撮り忘れまして・・

位置決めをした後、ボード上の処理をした後(割愛)、前もって底部処置を施した機材(割愛)を固定し、配線作業に入ります。

予想外で、TRSケーブルが既製品では長さが届かなかったので、、一部新規で製作。

この続きはまた!

MG-300+EXCEL PRESET | ファームウェア等について(3月2日号)

MG-300にオリジナルプリセット/IRデータをインストールして販売中の「MG-300+EXCEL PRESET」

販売数も増えてきたところで、ユーザーと購入検討の方に向けてお知らせ。

ファームウェア。
直近の2月末発売分についても入荷段階では旧バージョンでした。理由は分かりません。
当店ではオリジナルパッチインストールに合わせ「FWも最新にアップデート」しています(3月2日時点でver.2.01.01)。
本体仕様上、ファームウェアをアップデートすることで音が出なくなるため..ペダルキャリブレーションの再調整をセットで行う必要があります。

特定のアンプ(エフェクト)ブロックを選択時に音がでなくなる現象についても、ファームウェア上書きで解消することもあります。全て検証はできませんが、EXCEL PRESETに関しては動作テスト検証まで行って販売しています。

今後も同じく、メーカーから最新ファームウェアがリリースされた際には、アプリを通じてアップデートをする必要があります。必ずしなければならないことではないとは思いますが、通常はモデリング機器のアップデートやバグ修正が含まれると、一般的にはアップデートするメリットが高いことが考えられます。

注意点として。FW更新をすることでパッチデータ(プリセット)はファクトリーデータに上書きされます。つまりEXCEL PRESETは消去されるため、事前にバックアップ(エクスポート)が必須になります。

PC使用の推奨
アップデートにはPC(Win/Mac)が必要です。
普段のエディットも考えると、PCはあったほうがいいです。実機に近い表示とツマミ操作をPC上で簡単に行えますので、ペダルボードとアンプを操作している雰囲気が高まりますし、エディット操作の時間短縮にもなります。

MG-300もFRACTALも同じ理由から当店ではお客様へPCの使用を推奨しています。ハイスペックマシンを使う方もいますし、エディングアプリだけと割り切って安価なWin,Winタブや、Macなら最近ではM1って選択肢もありますね。

じっくりと座って「さあ、いじるぞ!」と言う思考モードに入れることは小画面で指先操作のスマホでは味わえない「PC独自の感覚」です。楽しさが変わります。

注文方法。3月は入荷がなさそうですが、気長に待てる方は次回入荷品を予約注文してください。