名盤紹介|オ・デウォン(Groove night)

今日は韓国アーティストの紹介。韓国の音楽シーン、ギターサウンドについてはいずれ詳しく調査してみたいですが、弊社ブランド「EXTREME」の韓国ディーラーを通じてこれまでにも数多く「韓国の日本音楽愛」に触れてきました。

韓国の音楽、ギター・ベースユーザーの間では日本のアニメソング、ゲームミュージックに始まり、J-POPや昭和ポップのほかに、特に日本のフュージョンの影響を多分に受けているそうです。

そんな中、ベーシストの「オ・デウォン」さんのアルバムに注目。

オ・デウォン|Groove night

アーティスト名が韓国表記のため検索しにくいですので、AppleMusic入ってる方はすぐ追加しちゃいましょう。

90年代フュージョン熱狂世代、ライブ・アンダー・ザ・スカイ熱狂世代にはたまらない一枚。ちょっと聞くだけで、新しいアルバムなんだけど、「ああ!こういうのなんだよ!好きなのは!」と、往年のフュージョンファンはすぐハマる一枚。エネルギッシュな気分になれますよ。

 

名盤紹介|GERARD (IRONY OF FATE)

昔大量に持っていたCDは今どこへ..多くは物置にしまってありますが、引越しを何度か繰り返すうちにどこかに行ってしまった物も多数。久々に聴きたいがCDもなくしてしまった。結構ありますね。

Apple Musicにも今までなかったのにいきなり加わっているアルバムをたまに見つけると嬉しいものです。今回もその1枚。最近Apple Musicに追加されていたようです。

GERARD (IRONY OF FATE)

日本のプログレッシブロックバンド。91年作品。CDを持っていた頃の記憶を辿ると、キーボードの永川敏郎さんをはじめ、ベースはフレットレスベース縦横無尽の永井さんで、ドラムは五十嵐公太さん(だったと思う)と言う超実力派揃い。

何よりもギターの藤村”茶々丸”幸宏さん(現Chachamaru)に注目です。茶々丸さんはデッドチャップリン時代からそのテクニックはもちろんですが、センス抜群の「リフ」が特徴。#2の軽快でリズミカル、そして時々入るピッキングハーモニク気味に入り込むリフ。悶絶です。

楽曲はキメモノから変拍子ありの、あらゆる世界観を取り入れた王道のプログレ。ベースの永井さんも凄すぎ..どうやって弾いているんだろう、想像できない。

メロディアスな楽曲とおり混ざるシンセのサウンド。どこか昭和のアニメソングと通じるものがある。そう言った面でも好きなアルバムの一枚です。聴いてみてください。

メモ ギターサウンド研究。茶々丸さんのギターサウンドに見る歯切れ良くキレ込むギターサウンド。広がりよいディストーション、低音もどっしりと。「SLO-100 +VHT2150」で創り出されています。

こちらをFRACTALのエディットネタとしても使わせていただきました。直近のEXCELプリセットに入ってます。結構近いサウンドが再現できていると思います。