Newオイル実演

大型システムの製作も一段落し、作業台ベンチも片付いてきたので本日は『ギターメンテ』に取り掛かります。

お客様からお預かりしている調整品(EXG Custom)。再セットアップのご依頼でピットイン。

指板がカピカピです。

冬季は乾燥しましたからね。

一緒に保湿もしましょうと。今回、話題の「Newオイル」を試してみます。

Lizard Spit「Hybrid Fingerboard OIL」

開けてみると思ったより低粘度。

ウエスは使わず、綿棒で塗り伸ばします。フレットサイドもしっかりと塗っていきます。(このオイル、接着剤使用部位にも優しいとのこと。)

フレットに塗布することで「曇り止め効果(ニッケルシルバーフレットの場合)」もあります。今回、ステンレスフレットのためあまり関係はありませんが、汚れ落とし(清掃)の効果はありますので同時に塗布していきます。

塗り終えたら数分放置。コーヒー飲んで待ちます。

ウエスで拭き上げて完了。

(弦を張ったり、各部調整の部分は省略)

「汚れ落とし+保湿のW効果」で指板面は綺麗に、美しく潤いましたね。

システム製作記 | AXE-FXIII MKII (2021.3.22)

新機種「AXE-FXIII MKII システム一式」でご依頼いただきました。


MKIIのご依頼も増えてきました。

事前にお客様とやり取りを行って、付随する機材を見繕ってお話を進めていきます。特に今回は足もと(ボード)は普段よりも少し大型のご依頼になるため、機材選びに始まり、ボードサイズも専用に「ピッタリサイズを特注」しました。

強固なCAJボード(特注品)。耐久性バツグン。システム製作後に遠方のお客様へ出荷の際に輸送中トラブルになったことはまずありません。

ギターケース並みの大きさ。迫力あります。

まずは「仮並べ」等間隔にミリ単位の正確な位置決めをします。

よく聞かれること。「EXPペダルにテープを巻く理由?」については..”怪我防止のため”です(「組んでみた人だけが分かること」かもしれませんが)。

しっかりと、途中の写真を撮り忘れまして・・

位置決めをした後、ボード上の処理をした後(割愛)、前もって底部処置を施した機材(割愛)を固定し、配線作業に入ります。

予想外で、TRSケーブルが既製品では長さが届かなかったので、、一部新規で製作。

この続きはまた!