探求のはじまり。

過去の話をしてもしょうがないですが、以前Sadowsky TYOは結構どころか相当な本数を販売した実績があります。GuitarもBassもユーザーの方は引き続き当店のサイトをお読みくださっていると思います。


私とベース

意外と知られてませんが、菊地さんはベーシスト。私もベース弾くのが好きです。書きながら思い出しましたが、2フィンガーの「すくい上げ奏法」は菊地さんに教わった。

菊地さんと知り合ったのは私(店主)が10代の頃に遡る..。
初めて菊地さんが作ったベースを買ったのは最終期の「Atelier-Z」でした。(楽器業界の若い世代の方は結構知らない方が多いですが、Atelier-Zの創始者は菊地さんなのである。)
まだベース初心者だった私ですが、そのベースに限っては弾きたいフレーズが弾ける、何よりも「早く弾ける」ことが不思議でした。自ずと上達の速度も加速しました。

(時を同じくして、菊地さんは渡米してSadowsky NYCに勤めることになり、)

その頃、もう1本のAtelier-Zを購入。2本を使い分けていましたが、最初に買ったベースは弦高が”下げられる”けど、後から買った2号機はサドルを下げても所々音が詰まるし、ハイポジションはサスティーンがなくなり、元のセッティングに戻すしかなかった。

この頃から、私の「弦高が下げられる作り」「クオリティコンシャス」の探求が始まりました。

それから、私も使用するベースはSadowskyのみへと変わって行く..

西村コレクション
いつしかそう呼ばれる様になりましたが、、店のハンガーに個人所有のベースが一部掛けてあります。よくお客さんから「何本持ってるの?」と聞かれますが内緒(笑)。見せびらかしたいのではなく、店に掛けてあるのは「ネックコンディションのため」。

当店は元々木材倉庫だった場所。夏涼しく、冬は乾燥しにくい。今も毎日、湿度管理をしっかり行っているので楽器特にネックに優しい。ここは自慢(笑)。

低い弦高への探究
よいトーンは弾きやすさから生まれる。
私の個人所有機についてはコレクションしているのではなく、皆んなそれぞれ同じ様に弾いています。弦を交換するだけでも大変(笑)。考えてみれば..持っている9割以上が菊地さんの手が入ったベース。同じ方が作ったベースでも音は1本ずつ異なる。でも、『弾きやすさは一緒』。個人的にはやっぱり「弦高は低い方が断然に弾きやすい」と思う。ストレスがないですよね、余計なことを考えずに、余計な力を入れることもなく、弾きたいフレーズが弾ける、早く弾ける。この波長が合うのお客様が当店でベースを買ってくださっています。

この逆パターンのベースは..うーん。考えられません。弾きにくいよーって我慢して弾きたくないので。個人的にはそう思います。


(左:わし)(右:菊地さん)

この「ギター弦」が入荷したら..

ギター弦。

「んなもん何だっていい!」って方もいますが..

使い古した弦や、サビサビの弦で、「このポジションが調子悪い」ってご相談の多くの原因は「弦」です。

 

ま、せっかくの「よいギター」をお持ちでしたら、そのポテンシャルをもっと引き出して欲しいですね ♪

この弦(Sadowsky Blueラベル・ギター弦)を使うと、
・チューニングが「ちゃんと合う」
・オクターブが「ちゃんと合う」

・そして、「フレットバズが出にくい(特にプレーン)」

コードトーンは綺麗に鳴り、
フレットバズが出にくいため、低い弦高(ローアクション)のギターであってもバズ(弦の原因によるビリつき)も少なく、サスティーンも豊富。

そして、

今日のタイトルにもありますが、

この弦が入荷したら..

その前に、当店では弦の大量ストックはしません。長期在庫で眠っている弦ではありませんので、お客様は常にフレッシュな弦をお買い求めいただけます。

なお、当店ネットショップでは「3セット単位での販売」を行なっており(その分ちょい安い)この様に、入荷時にはチャック袋に入れ、湿度の高くない場所での保管、管理を行っております。

お客様がネットショップから注文すると→そこから取り出し出荷の準備を行います。

 


安価な弦に比べロングライフ。持ちもよいです。

コーティング系の弦を好む方もいらっしゃいますが、(個人的な意見として)私はあの手触りが嫌です..。

今は、安全素材の弦クリーナーも各種出ておりますので、「持ち」や「滑り」に関してはそう言った用品で補ってもよいのかもしれません。

Sadowsky ギター弦
→ネットショップ商品ページはこちら。