発売予告 「SD-9 SUPER」| EXTREME GUITAR FORCE

当店オリジナルブランド「EXTREME GUITAR FORCE(EXG,エクストリーム・ギターフォース)」エンジニアチームより新作が登場します!

「SD-9 SUPER」

(外観デザインイメージ。表記など実際の製品とは異なる部分はございます。)

SD-9..
ご存知の通り、Maxonのディストーションペダル「Sonic Distortion (SD-9)」

その、SD-9を、ファインチューン、チューンナップしたのが、「SD-9 SUPER」です。

・モディファイ、Modとは違うのか?
我々は本質的には違うと考えています。なぜなら、「田村さんがチューンナップをした物」であるからです。MaxonをMaxon作った方が、Modってなんかおかしいじゃないすか..。


「元々のSD-9は、」
SD-9は、Scott Henderson, Michael Landauなどの使用でもその名をご存知かと思います。ディストーションペダルでありながら、多くの方が「ブースター」として使用している様です。

「そして、各社改造品が登場する」
市販モデルはTone機能が使い難いなどの意見もあったため、海外、国内のエンジニア、エフェクターメーカーから、Tone回路を改造する等の、「SD-9 Mod.」と言う改造品が各種登場しました。

これら、SD-9の市販品、改造品のSD-9は、今でも有名ギタリストのペダルボードに搭載されるなど、SD-9は市販モデルも、改造品としても、いずれの場合も高いポテンシャルがあることが実証されています。


EXTREME GUITAR FORCE「SD-9 SUPER」

EXG「SD-9 SUPER」は、TS808を始めとするMaxonエフェクターの数々をデザイン(設計)してきた田村さんによるチューンナップを施したペダル。

端的に言いますと、ノーマル版とは「別物」のディストーションペダルと考えていただいていいと思います。

ノーマルや各社モディファイ品比較して、
「ちょっと変わった。」
とか、
「あんまし変わんねー。」
ってレベルではないと思います。

「SD-9 SUPER」は、

田村さんが選定した選りすぐりの約10点に相当するパーツの交換、基板パターン上の変更、Toneポットの変更などを経て、サウンド・クオリティを飛躍的に向上!

・音を分厚く、ローエンドを重厚に。
・GAIN量を高め、単体使用でも十分に使える。1-6弦までしっかり歪む。
・全体の音の力強さ、押し出しの良さをアップ。
・Tone機能をすごく使いやすい物へとチューンナップ。

Toneポットの変更については、改造品などでも王道かと思いますが、単にノーマル版の「耳が痛いから開けないTone」を普通のToneにした、だけではなく、その「幅」を見直し、きちんと絞って使うことも出来る上、12時より開いても、音がキンキンすることなく、Toneはどのポイントでも音作りのセッティング用途として機能します。

Tone機能に伴って、全体的なサウンドを構築するために、ローエンドを重厚にし、全体的な音に厚みを与えました。ONにした瞬間に感じていただけますが、音は「派手に分厚く」出てきます。

その上で、Toneのシェープは綺麗に効くために、Toneを絞ることで、スムースでマイルドな歪み、
近年のフュージョンギタリストの名演で耳にする様な、「ちょっとコモっているけど、しっかり歪んでいる音」がSD-9 SUPERでは「単体」で出せます。

つまり、
・SD-9(ノーマル)で使う様なブースター用途。はもちろん、

SD-9 SUPERは、
・アンプクリーンに繋いで「単体」でもしっかりとした歪み、重厚なローエンド、押し出しの強いディストーションを作り出すことができます。

GAIN量も豊富。SD-9 SUPERはノーマルに比べ、約15〜20% GAIN量をアップ。絞れば前述のブースター用途になりますし、開けば十分以上のディストーションが得られます。
結構、プレイに影響する心配もないと思います。ちゃんと弾かないといい音出ないってことはないですし、むしろ、演奏は楽になるアイテムに感じていただけると思います。

 

その他、詳細はまた特設ページで公開してまいりますが、「音質を高める・チューンナップ」の目的外のことはあまりしていません。
大して変わらないのに、パーツ変更点数を増やしたり、LEDの色変えたりって・・そんなことやって行くと、「やった感」はあっても、それが結局は、売価に乗ってしまうのは、お客さんの為を考えるとどうなんだろう・・と我々は考えます。

お客さんに喜んでもらう「目的」に対し、それ以上のことはしない。よって、SD-9 SUPERは内容的にはアフォーダブルな価格でお買い求めいただけます。

SD-9 SUPERは、全ての製品を、AP(Audio Precision)で測定を行い製作し、検品時にも測定した上でデーター上でもデザインと合致した物が「販売品」になります。(単に、音出たからOKじゃないです。)

耳での判断はもちろんのこと、
APを使ったデータ上においても、意図する綺麗な歪みが得られる様に製作。かなり重要なポイントで、これらを詰めることが、「豊富に歪ませても心地よい」に繋がって行きます。詳しくはまた特設ページ公開時にお話いたします。


・EXTREME GUITAR FORCE:SD-9 SUPER

・発売日:11月末予定。

・価格:オープン価格(発売時期に発表します)。

・特設ページ、デモムービーは11月末公開予定。

・「ご予約」を承っております。お問い合わせに関しましても、お気軽に当店までご連絡ください。


・「楽器店様」への販売も行います。
SD-9 SUPERの取扱をご希望される楽器店様(※)は、当店までお問い合わせお願いします。お取引方法について担当よりご案内差し上げます。
(※実店舗をお持ちの楽器店様に限らせていただきます。)

「DSP系」のみシステム | テクニカルサービス

通常、システム製作はお客様からのご依頼を基にシステムデザインが始まりますが、

今回はそのはじまりが「逆」。
つまり、私からの提案、いや、提案を超えた事例。

このライフワークを11年(今月11周年を迎えました)もやってますと、お客様との関係性はその分だけ深まってまいります。いつもありがとうございます。

さて、
このところ、30cm大のペダルボードの製作が続く中、

「こんなボード組んだら面白いかもしれないな…」とイメージした中で、パッと浮かんだお客様へ直ぐ電話。

「○○さん、こんな風にボード組ませてもらえませんか?」

と、ご提案(お願い)をしたところ、

快く、
「いいですよ!是非やってください!」と、快諾くださいました。

(お客様からのコメントは下部に。)


さて、今回のコンセプト。

strymonだけでボードを組むと面白そうだ。」から始まりました。

アンプINPUTで使うために、クリーントーンは当然ながらアンプで、歪みはstrymonのペダルを使い、空間系も同じく、との流れでデザインしていくと、Aclamのボードを使う前提だとスペースが足りない・・。後述いたしますが、空間系の1台はXTOMP miniで代用。

趣旨は「オールDSP系エフェクト・システム」。
(チューナーは・・・ですが。)

パッと見てお判りの通り、

この内容。

価格的には、ほぼFRACTAL買えそうですけど…
って、そんなこと言ったら寂しいですよ。
価格でなく、「男のロマン」の世界です(笑)。

(ちなみに、お客様はFRACTALは「各種」お持ちです。)

真面目な話、
1個のDSPで色々やるんじゃなくて、それぞれ1台に1つのDSPで動かすことになるこのシステム。
しかもそれをただ繋いだってことではなく、
「感覚的なモノ」にはなりますが、このボード1つが「1台のシステム」と考えられる内容。だから面白いし、楽しい。

このシステムでは、

・クリーントーンはアンプクリーン(CAE/OD-100を使います。)で、

・Over DriveのSUNSETは、単体での歪みと、後段のRiverside用のブースターと、2種類の分けて使用。

基本的な歪みは、
・Riversideを使います。Riversideはプリアンプのため、アンプヘッドっぽい扱いで音作りをします。
アンプクリーンに接続することで、Marshallサウンドが簡単に作れるため、アンプの操作感覚よりもRiversideの方がEQの効きも広く細かく変化するので、そこそこのアンプよりも「良い音作り」が進められます。このボードでは、Riversideで2種類の音を切り替えて使用。
ブルース、フュージョン系から、ヘビーメタルまで、歪みだけでも、SUNSETとの組み合わせで、バリエーションは3-4種類を確保しています。

空間系エフェクトは、
・XTOMP miniは、リバーブとして使用。好きな時にエフェクトの入れ替えは容易ですので(スマホアプリ)、リバーブ固定にはならない点は自由度が広がります。

・Time Lineは、EXCEL-PRESETを入れた状態で使用。お客様好みのサウンドに近づけるため、多少のパラメータの見直しを行いました。
ディレイの他に、コーラス+ディレイや、トレモロとしても使えますので、このボードだけでも、マルチエフェクターに近い多種のサウンドを実現します。(サウンドは中途半端なペダルマルチを超えています。)

そして、この手のDSP系(デジタル)エフェクトが関係するシステムに欠かせないのが、パワーサプライ「Ojai」です。このシステムはアナログペダルが混入しませんので、高周波ノイズ等の心配はありませんが、「容量の確保」は重要でした。Ojaiはこんなに小さい本体ですが、このボードに搭載するエフェクト全てに安定供給をします。

ペダルボードは、2列になるため、奥のTime Lineの操作がし難いです・・
なんとか踏めますけど、
Time Line特有の「スイッチ2個押し」はちょっと、、足が入り難いですね。

そこで、今回のシステムでは「MULTIスイッチ」を使用し、ボードの手前に配置することで、Time LineのプリセットUP/DOWNと、本体のON/OFFを可能にしました。

ディレイエフェクトのON/OFFはよく操作する部分になるため、操作性は飛躍的に向上。

それから、パッチケーブルは今回も「日の出さんのパッチケーブル」を使用。スペースの確保、そしてしっかりとハンダ付けしてあるため、接触不良などのトラブルの心配がありません。


使用機材リスト:
・Daddarioペダルチューナー
・strymon :SUNSET(Over Drive)
・strymon:Riverside(Preamp)「+EXCEL PRESET」
・strymon:Ojai(パワーサプライ)
・HOTONE:XTOMP Mini
・strymon:Time Line 「+EXCEL PRESET」
・strymon:MULTI SW
・AcLam XS2(ペダルボード)
・日の出光機パッチケーブル各種,CAJ TRSケーブル

・コンサルティング、デザイン、制作費:別途「ご相談はお気軽に!」

↓お客様からのコメントです。

ボード受け取りました。とても綺麗に組み上げてくださり、ありがとうございます。
ノイズ無いですね。さすがです。ボードは思ったより小さかったです。
Strymonなかなか良いですね!
METAL弾くならこのボートだけで十分な感じです。

EXCEL PRESET ’80METAL+Xtomp+Timelineこれだけで弾いていて楽しいです。
Sunsetもご案内いただいたようにRiversideにAを足しても良いし、OD-100の2ch+Sunsetでも良い感じです。

35年くらい若返った気がして、ズクズクとリフを刻んでいました。こういう時はやはりフロイトローズだと思い、久しぶりにSuhr ’09 Limitedを弾きました。

 

嬉しいですねー!ありがとうございます!!

そう、システムだけでなく、今まで買っていただいた”ギターも”活用いただける様にするのが当店の存在意義。せっかく買っていただいた楽器が眠るだけじゃもったいないですからね、ポテンシャルの引き出し方や、使い道もどんどん提案させていただきます。