PCショップEXCEL | 店長日記

テクニカルサービス番外編

AXEIII用に「お客様のPCをセットアップ中..。」
AXEIIIを買っていただいたお客様とお付き合いする中で、エディタに興味持っていただいてもPCなければ何もできません。当たり前ですけど。
しかしながら、近年のスマホ時代。PC持っている人って減ってきました。そういや昔使ってたWindows7とか..下手すりゃXPとか..家にあるなって話にはなりますが。もうね、古いPCって色んな部分で厳しいです。遅いし。

「そろそろ新しくPC買いましょうよ!」って。AXEIIIならエディタも、Bot使ってアップデートもその都度できますよって。
..んもう、何なら一緒に買いに行きますか?
じゃ、行きましょうかねって、Windowsタブレットを購入。周辺機器も?この辺を一緒に揃えれば大丈夫ですよって。え?「Windows10の使い方わかんねー」って、はいはい大丈夫ですよ。まとめて面倒見ますから!

こう見ると、完全にミニデスクトップPC状態。

AXEIIIに必要なアプリを入れて使える状態にセットアップ。ちゃんとAXE3-EDITもBotも動きますねーよかったよかった。

え?ネットやメールも使える状態に?はい、やりまっせー。
..なら、ここをこうするといいですよ。って、

お客さんを快適にすること。
この程度は「楽器店としての職務のひとつ」である。
もちろんこれはビジネスとしてやるのだから有償でね。その金額分、お客様も私を使いこなしやすくなると言うね。

若い頃。私に仕事を教えてくれた諸先輩方から「お客さんにいい意味で余計なお世話するくらいで丁度いい」と育てられたことを思い出すのである。
で、今時..と言うより、今も昔もこうやってお客さんのお世話をすることが楽器店店員の役目だと思っているのだが。違いますかね。

AXE III システム構築事例「フルセット編」 | テクニカルサービス

お客様の依頼内容

はじめはお客様からご相談のお電話をいただきました。

本体とコントラーラー、システムボードまで一式フルセット。自宅ではそこそこの音量しか出せないので、小さな音でも楽しめるパーソナルPAも一緒に、全部を繋いで音が出せるところまで作って使い方までサポートして欲しい。

はい!手取り足取りまでちゃんとやります。

完成の結論から言うと、今回のお客様は「本当の意味でのフルセット」で構築した初めての事例。何たって、Mac PCまで購入いただいた上で、今回はMac PC(Mac OS)の使い方までフルサポート。

お客様はその場面場面で、「これは自分じゃ出来なかったわ!」とメモを取りながら何度も仰ってました。

元々お客様からは、(予算云々よりも)「最高の環境を作って欲しい」とのご依頼でした。私の気合の入り方もいつも以上になります。

それでは内容を順番にご紹介。

システムボード

【VOL】ブロック用のEXPペダル(EV-1)
【Wah】ブロック用のEXPペダル(SOUCE AUDIO)の2台を装備。Wahペダルは踏み込み動作で自動ON/OFFがされます。

コントローラーはフラッグシップモデルの「FC-12」を搭載。「ココを押すとこーなって、長く押すとこうなります」までお客様のご要望に合わせてエディット。LEDもカラフルに光っております。

ボード(エフェクター ボード) はCAJに特注。両側ハンドルを余裕で握れるサイズでピッタリ採寸。見た目もスッキリ”美しく収まり”ました。流石特注サイズ。

どう鳴らすか?
ご自宅でそんなに大きな音では出せないが、ヘッドフォンばっかりは寂しい..。お客様もそこそこの音量でも楽しみたいとのことで、トータルでシステムコーディネート。

AdamAudioのパーソナルP.Aをステレオで使用するように構築。SPの口径に余裕があるため、歪み特に低域の鳴り方の座りが良いです。大きめな音量でも出せますし、ご自宅使用で(ご家族に怒られない)小さめな音量でもきちんとステレオの醍醐味と空間系エフェクトを加えた”臨場感”が楽しめます。

初期投資は掛かりますが、このようなシステム構築一式コースはお客様の大切な「時間」を買うことができます。当店では面倒な手間やストレスを感じることなく、この手の一見すると複雑なシステムでも分かりやすくお教えします。

AXE-FXIII お買い求めの際
本体を買ってとりあえず音は出ますが、
「AXE IIIをちょっとの工夫でこの旨さ」当店では内部エディットに始まり、プリセット構築、コントローラーまでのセットアップを行う「システム構築一式コース」が好評。

AXE III本体のみご注文の方へ。
オリジナルプリセット「EXCEL PRESET」をインストール。こちらをベーシックプリセットとして、ルーティングの概念や空間系エフェクトの「材料」としてご自身で「料理して応用」していただくことができます。

詳しくは「AXE III」特設ページをご覧ください。