SPEC-E「製作レポートその2」

EXTREME-RX「SPEC-E」

カスタムメイドギター「EXTREME-RX」の新モデルは、Bent Top+Recessを組み合わせた「エクストラモデル」。RXの最上位機種です。

良いものを作るには時間がかかります。
Top材、リセス加工や、Floyd搭載は初めてのため、ボディ、ネックは一からデザインし、新設計。形はRXディンキーSTと同じですが、僅かに外周のヘリの角度も変更したり、デザインから加工前テストに至るまで時間がかかりました。2号機以降はスピーディになるでしょう。

RX SPEC-E「1号機」製作中!

組み立てを担当するBlack Cloud Guitar Products柳澤さんです。
ネジ1本の締め付けに対しても集中・・。今、話しかけちゃダメです。

 

裏側をお披露目。

ネックは「ローストメープル」Black Cloud独自ルートで入手するローストメープル材は従来よりも色合い明るめ、フィーリング、トーンに「優しいトーン」「柔らかいトーン」とユーザー様から好評です。
ボディカラーとの調和も良いですね。

Back材は「フィジーマホガニー」ハイエンドギターブランドでは近年ホンジュラスマホガニーに代わる材料として使用される同じく上級木材。
今回偶然的にも比較的軽めな木材が入手できました。EXTREMEはピックガードの有無に関係なく「裏ザグリ」にしているため、更に軽めな総重量に仕上がります。

ノイズ対策。キャビティ内は全てシールディングペイントを塗布。入念なノイズ対策を施すことで、クリアーなトーン、近年のデジタルDSP系アンプモデラー使用時においても空間系エフェクト(リバーブやコーラス、ディレイ)を組み合わせた際に、パッシブらしいピュアなニュアンスもそのままに、低ノイズの透明感ある音でお使いいただけます。

 

まもなく完成します。

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