AXE-FX3 MKII TURBO「FC-6MKII」|システム製作記(その1・下準備編)

当店では『FRACTAL AUDIO SYSTEMのシステム製作一式納品』を実施中。本体、足元のペダルボード(FC-6or12)まで一式でセットアップ、本体のエディティングとSystem設定まで行い、お客様は「電源ON!で直ぐに使える快適さ」まで製作中(持ち込みはお受けしていません。)

過去製作事例などもございますので詳しくは特設ページをご覧ください。

今回のご依頼。

AXE-FXIII MKII TURBO(以下3TB)を母艦としたシステム構築一式(全新規導入)でご依頼いただきました。


足回りのコントローラーには、丁度新機種の「FC-6 MKII」が出ましたのでそちらを導入。「2台のEXP」と一緒に製作を始めていきます。

ボードは「CAJ特注品」を使用。毎回定番のボード。耐久性(10年以上の使用を考慮しても十分)、組みやすさ、搭載機器に合わせたピッタリサイズで特注ができる。現在システムで使用ボードは「CAJ一択」。長い目で見て一番得する選択です。

CAJ特注ボード,FC-6MKII,EV-1,SA161

ボードを養生した状態で機材を並べて仮配置。お客様にも「この並びで行きますよー!」と確認。

続いて下準備。ボード固定までの下ごしらえをします。FC-6もEXPペダルも製品そのままでは固定できませんので、ボード固定用に下処理をします。傷がつかないような工夫も加えます(CAJ C氏から教わったノウハウ)。

作業を進めて行きます。

→その2はこちら。

 

 

名盤紹介から振り返る日本。

日頃。過去の名盤を、その時々の制作環境だったり使用機材の数々などを私の仕事と重ねながら聴くことが多い。私にとって発見や参考になる宝庫だと思う。そんな中、1985-90年代の「日本の音楽」を聴くとまた別の側面で思うことがある。その年代はいわゆるバブル絶頂期。日本が活気と豊かさに満ち溢れていた時なのだ。今の若い世代には想像がつかないかもしれません。

私より少し年上のある政治家が「私は高度経済成長期だのバブル絶頂期を知らない」と平然と言ってしまうことのほうが驚きだし、問題だね。

今日紹介するその時代の「2枚のライブ盤」。今、きちんとした高解像度のオーディオを通し、目を閉じて聴くとライブの臨場感が高まり、そんな時代と現代とのあらゆる側面が思い浮かぶ。

1KUWATA BAND

1986年に桑田佳祐さんが結成したバンド。KUWATA BANDはホンモノの「日本の超一流・凄腕のスタジオミュージシャンが集結」した凄いバンドでした。ギターの河内淳一さんのテクニックはもちろん、その当時はギターサウンドも先を行く存在で、日本国内のプレーヤーに「ラックサウンド」「カスタムギター」を広めたお一人でもある。

今でも私は「+Detune」のコンビネーションは河内さんのサウンドを思い浮かべてセッティングしている(FRACTAL/EXCEL PRESET)ルーツである名ギタリストです。

ベースの琢磨仁さんも凄い存在感あるベーシストで、(あえて)音数は少ないが絶妙な”間”だったり休符やタメと言った音符の長さ、シンプルなフレーズなんだけど「巧さ」が溢れている。そのフレーズからボーカルの桑田さんも歌いやすいことも想像ができる。

ライブ盤ではやっぱり名曲「BAN BAN BAN」が一番好き。歌詞も。

2COMPLEX

説明は不要、かもしれないが、最近若い世代の方にとって吉川晃司さんは役者のイメージが強く「ボーカリストなんですか?」と思う方も多い。(個人的には吉川晃司さん=三国志博士のイメージもありますが)

ライブ盤収録の「1990」を聴くと、活気満ち溢れたあの頃の日本を思い出す。その時代、そこからただひたすらに日本の成長や希望を疑わないことが歌詞や、布袋さんのギターソロから溢れるほどに感じられる。今の時代聴くと特に元気がでますね。1990は私の大好きな曲です。オリジナル収録の2ndアルバム「ROMANTIC 1990」今思えばこのタイトル、なんていいタイトルなんだ。来年の日本はROMANTIC 2024になるといいね。

 

これら、1980-90年初頭の時代に。そこから”あの”1997年〜そして現代をその当時誰も想像もしてなかったんだろうな。私もしてなかった。いや、今になって思えば「恋をとめないで」はその時代から現代へのメッセージなのかもしれない。そして、日本のこの2年間で失いつつある日本人の活力をこの2枚のアルバムを通じて私個人は高めなおすきっかけとなっている。