クレジットカード払い | ネットショップ日記

ネットショップ運営者側のお話。(以降:ネットショップ日記)

個人事業主や小規模法人のお店などで、「ホームページ」や「ネットショップ」を内製化するところも多いかと思います。

ネットショップで扱う商材にもよりますが、お客様の支払い方法を、「銀行振込か代引き」だけで回ってしまうお店はいいとして、

支払い方法に「クレジットカード払い」を組み込む場合。

数多くある決済代行業者から選んで、使用できる仕組みにする訳ですが、ちなみに当店は10年間で決済会社は3回変えてます。

そのカード払いも、普通に利用していただいて、普通に回っている分にはいいんですが、、

ショップ側が注視しなければならない点は多々ありまして、


仮に「子供が家族のカードを勝手に使って買っちゃって、どうしましょ..」なんてのがあることもあるといけませんので、
新規の方で一定額超える決済はお互いに面倒でも電話確認した方がいいかもしれませんが、
この様なケースは軽めな話で、

カード決済システムを使用しているネットショップで最も注意しなければならないのが、「なりすまし」ではないでしょうか。

何かしらの方法で入手した他人のカード情報で買い物し、多くの目的は換金かと思われますが、

それに加えて、最近あるのが、そう言った入手したカード情報を「使えるか?どうか」を適当なネットショップで試めす、と言った例もある様で、この場合は大抵、小物を1つや2つなどの注文で少額であることが特徴的です。

特徴的です..って「何で分かるか?」って言うのも、大抵は注文情報が怪しすぎるからです(苦笑)。

特徴としては、

送り先が私設私書箱だったり、貸しビルの一室だったり、ちょっと住所に「ん?」って感じがして、長年やっていると結構な確率で注文情報だけで判別ができてしまいます(笑)。
(実際には、住所検索からネット上の情報や、Gooogleマップや、警視庁などのページで確認した方がいいです。有名どころは直ぐ引っ掛かります。)

あとは、名前が全部「ひらがな」だったり、、「有名芸能人の名前」だったり(逆に本物だったら嬉しんだけど)、、電話番号は大抵「050ナンバー」だったり、結構怪しい特徴が多いパターンがあります。最低限、注文情報に何かしら不自然な点が見られた時は、電話するかメールした方がいいですけどね。ま、大抵は繋がらないか、出ませんけどね。

ともかく、仮にそんなのに引っ掛かって気付かずに商品送っちゃったら・・住所がデタラメだったら返送になるので最悪は往復の実費送料の負担くらいで済みますけど、、商品が渡っちゃったら原価分の被害が出るワケで、、。つまり、このチャージバック(カード会社から加盟店への支払いの拒絶)についてもネットショップやる人は気をつけた方がいいかもしれません。取引時の状況によっては拒否できるところと、そうでないところもあるみたいですし、最近ではチャージバックについての保険みたいな(費用別途オプション)システムを用意している決済代行会社もあるみたいです。

何よりも、こう言った場合の防御策については経験上、「決済代行会社」によると思います。最終的には自分に合った会社を選ぶことをお薦めいたしますが、先ほど書いた保証面がどうなるか以前に、
加盟店側の相談や問い合わせに対し、対応がスピーディであるとか、対応時間はどうなっているかとか、何よりも、こう言った困った時に親切に対応してくれる会社であるか?を、資料だやメールだけでなく、電話などで確認して自分(または会社)のネットショップに合った代行業者を見つけて契約できるといいですよね。

ま、結局のところは、悪いことするヤツがいるからいけないワケで..。