こんにちは。
前回からの続き、ネックに関係する話です。
ボルトオン・デタッチャブルと呼ばれるギターの多くは、ボディ側とネックのジョイント部分は四角い形状が一般的。
その形状の「角」や「出っ張り方」については、あまり気にならない方が多い様ですが、
そこに一工夫すると、「おおっ!コレは凄いぞ!」と驚きの変化が感じられます。
EXTREME GUITAR FORCEでは、このジョイント部分に工夫を施し、
「角のない丸い形状」を設計。
ネック側からボディに向けて少し坂道になっている点も特徴的です。
この形状にプラスしたアイディアで、
普通はこの部分にはプレート(ブラスなどの板)とネジで挟む様にボディとネックを固定しますが、
EXTREME GUITAR FORCEはブッシング方式と言って、4本のネジそれぞれに皿ワッシャーを挟んでボディ・ネックを固定。
強度面では問題なく、(それよりもネックとボディの「木部」がしっかり密着しているのかも重要な気はしますが..)プレートを介す固定方式と変わりなく、ボディ・ネックをしっかりと密着・固定します。
この「丸い形状」と「ジョイント方式」を掛け合わせて、
「ストレスフリー・ジョイント」と名付けました。
・丸い形状は、ハイポジションへの素早く移動した時に、「手がぶつかる感じがしない」のが特徴。
・プレートも無いことで、「邪魔な物がなくなった」感触になります。金属に触れる感触がなくなるのはこんなに違うものかと思うくらいです。
「丸い形状」については、
・手のひらと、
・親指が掛かる、
そのどちらもピッタリ感がある様に、文字どおりのストレスがない感じに持って行くために、探求を重ねて完成いたしました。